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執事の憂鬱

前回のあらすじ!

王からの報酬は弾むの一言から始まった魔王城緊急報酬決定会議!

魔王の一言で報酬は決まった!対策も決まった!

しかしずさんな対策で報酬は貰えるのか⁉︎

ふむ、魔獣の被害ですか…

今まで被害がなかったのがおかしいくらいですが…まぁ、王から報酬があるなら野放しで正解でしたね


「マウザー?ねぇ、マウザー?」


しかし、報酬が肉とは…魔王様らしい

そういえば食糧庫が減ってきてましたね、ついでに足りない物も貰いましょうか

っと、そろそろ魔王様の相手をしましょうかね


「マウザー聞いてるー?」

「はい、なんでしょう?」

「スフレ食べたい

「唐突ですね」

「うん、なんかいきなり食べたくなった」

「はぁ…わかりました、作ってきますので、おとなしく!お待ちください」

「そ、そんなにおとなしくを強調しなくても何もしないよー」


…怪し過ぎますが食糧庫も確認したいですし、今回は釘を刺すだけにしときましょう

さて…スフレですか、卵が怪しくなってきますね。後はバターも少なかったような…まぁ、食糧庫を見てからでも問題はありませんね

ん、丁度いいところにメイド長が


「失礼」

「はい、なんですか?」

「少しの間魔王様の部屋に行って、魔王様が余計な事をしないか見張っててください」

「見張るんですか?」

「えぇ、見張るんです…今回は特別に魔王様で遊んでもいいですよ」

「遊んでも…ふふ、わかりました。では行ってまいりますね。えへへぇ」


相変わらずあの人はいい笑顔ですね、ひとまずこれで魔王様も動きにくいでしょう

さ、私はさっさと在庫確認と菓子作りを致しますか





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ふむ、小麦粉が随分と…誰かがケーキやクッキーをねだるからですねぇ…

それと…やはり卵とバターもですか。順調に食糧庫を減らしていってますね、あの人は

”これは別腹!”とかいってお菓子ばっかり食べているから、まったく

肉は王から貰うのでいいとして…野菜は…恐ろしいほと減ってませんね

なら、肉の他は小麦粉と卵てバターですね、直ぐ減りそうですし砂糖も追加しますか


「ふぅ…しかし魔王様のあの身体の何処にあのような大量の菓子類が入るのか。菓子類だけ異次元に転送でもされているんですかね…はぁ…さて、さっさとスフレを作りますか」

溜まってるアニメ見てたら更新が遅れた\(^o^)/

今回は短めですー

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