表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/18

暇を持て余した執事の遊び

前回のあらすじ!

王国と連絡を取る手段があることが判明して、存在理由がなくなった勇者!

そのことに勇者が動揺しているうちに、なぜが魔王の専属召使いに認定された!

果たして勇者の対面は保たれるのか⁉︎

隣でマウザーが笑ってるよ!

「ちょっと待て!なんで制服がメイド服なんだよ⁉︎」

「執事服が無かった(ということにしている)ので」

「だからってメイド服はないだろ⁉︎」


俺はあの後、目の前にいる鬼畜に無理矢理転移させられて、メイド服を着させられようとしている。なにを言っているか分からないと思うが、俺にも何が起こっているのか全くわからねぇ。


「さぁ、早く着るのです!」

「絶対来ないからな!」

「あぁ⁉︎なんだって⁉︎」


だから怖ぇよこの執事!なんでこんなのが執事なんだよ!


「ぜ、絶対着ない!」

「はぁ…名前だけの勇者が一端に抵抗するとは…面倒ですねぇ」

「名前だけとか言うなよ!これでも実力はある…はずだ!」


一応魔法も使えるし!剣の腕は騎士団長に褒められたことあるし!


「まぁ、実力があろうと関係ありません。さぁ!勇者を取り押さえて着替えさせなさい!」


執事がそういって指を鳴らすと、何処からともなくメイド達が現れ…


「ま、まて…やめろぉ!」


俺は彼女らに着替えさせられた…なぜかみんな楽しそうだったのは言うまでもない。


「…もうやだ…お婿に行けない…」

「ほぅ…なかなか似合ってるじゃないですか。しかし…ショートヘアなのが違和感だしてますねぇ」


あ、こいつメッチャ悪い顔してる…


「髪を伸ばしますか」


あぁ…この外道が指を鳴らしたら頭が重くなった…もう何が起こったのか言われなくてもわかるよ…


「さ、仕上げをしてしまいなさいな。」

「「「Yes.sir!」」」


もう、どうにでもしてくれ…





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




結局…ノリノリなメイド達に仕上げをされた俺は…美少女になっていた…


「く、ふふ…す、素晴らしいですね。見た目は完璧、女性ですよ」


笑ってるの隠せてないし…しかも全く嬉しくねぇ。


「あとは、メイドのマナーでも学びますか?」

「お前、絶対俺で遊んでるだけだろ!」

「嫌ですねぇ、そんな事あるわけないじゃないですか」

「うわー、白々しい」

「では、早速魔王様のところに行きましょうか」

「話を聞けよ!」


あぁ、嫌な予感しかしない。執事はマジ笑顔だし…あ、指鳴らそうとしてる…


「では、GOODLUCK(グッドラック)

テンプレな女装回でした!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ