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01

少女漫画は皆始まり方は大体同じ―


例えば、


女の子が男の子にぶつかって、


その男の子が同じ学校だったり、


クラスで虐められている女の子が、


校内一イケメンの男の子に助けられて、


それがきっかけで恋に落ちる...。


現実には有り得ないからこそ、


こんなシチュレーションに憧れ、


漫画家もまた、


読者のニーズに応える為に、


パターン制のある


内容を描く。


自分の経験ではなく、


空想で作り上げた内容を...。


誰だってそうだ。


自らの恋愛経験を題材にした、


漫画を描く漫画家なんて、


少数。


ほんの一握りと言っても良いかもしれない。


それは何故か―


読者は本人の体験話など期待していないから。


人が幸せな生活を送っていると妬むように、


人の恋の行方なんて、


知ったこっちゃないってのが、


事実。


だから非現実で、


架空の二人が愛し合う、


話が人気になる。


他人の恋はどうでも良い、


だけど架空なら、


応援したくなる。


つまりは、


そういうこと。


僕はこんなことを言っているけど、


少女漫画を馬鹿にしている訳ではなく、


むしろその恩恵にあやかっている。


そう、僕は漫画家だ。


しかも少女漫画の。


描いている僕自身男であるから、


勿論僕の体験ではない。


男が描いている、


と聞くと結構な人が抵抗を持つと思う。


男なのに女の子視点の話を描いて、


女々しいとか、


酷いと女が居ないから


このストーリー道理に彼女となりたい、


とかだ。


否定はしない。


自分で話を描いているのだから、


こんな風になりたい、


と言った欲求はあるのかもしれない。


でも女が居るか居ないかは、


話は別物だ。


そこまで人の心にズケズケと入ってきて、


詮索しなくたって良いじゃないか。


それに僕が女の子の話しか描かないのには、


理由がある。


僕は、


恋愛をしたことが一度もない。


恋をしたことがない。


愛し方を知らないし、


愛され方も知らない。


知らないから描けない。


男視点の恋愛話を。


恋愛じゃなかったら、


男が主人公の物語も描けるかもしれない、


昔はそう考えて、


何度かファンタジーやら、


現実的な話を描いたこともあった。


しかし―


成功しなかったのだ。


しょうがないので少女漫画描きに戻った。


やっぱりこっちの方が、


しょうに合っている。


どうしてなのか、


それは今でも分からず仕舞いだけど。


これから恋なんて始まらない、


僕に関して言えば、


それこそ一生。


そんなこんなで僕は二十歳。


時期で言うなら、


ようやく秋になったって所か。


出会いが多い春の季節よりも、


出会いの少ない秋。


僕は何も期待なんかしてない。


今はまだ...。



邪も同時進行で更新していきます。 邪よりも、こちらの方が若干更新ペースが遅 くなると思いますが、最後まで書けるように 頑張りたいと思います。

内容が意味不明で、何を言いたいのか分から ない部分もあるかと思いますが、最後までお 付き合い頂けたら、と思っております。

どうぞ宜しお願いします。

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