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第一章、日常3

卸本町の蜃気楼、パターン2(過去からの訪問者)オリジナル

http://blogs.yahoo.co.jp/kome125/folder/1515515.html


次の日の午後の事である。



春菜は浜北の、春実が経営するレトロ屋Dear store の事務所を訪れていた。



誰も居ない事務所のデスクに、領収書や書類が散らばって、山積みになっていた。



それを見た春菜は、腕捲りをしてデスクの椅子に座り、整理をし始めた。



しばらく整理を続けて、それをパソコンに記載し始めていた。



春実が疲れて自分の肩を揉みながら、首を回して事務所に帰って来ると、



事務所のドア少し開いていた。



物音がするので、そこからそっと事務所内を覗くと、後ろめたそうな顔付きになった。



しばらく黙って、事務所をドアの隙間から覗いていた。



そして春菜が、「終了!、ほ~」と、息を吐いた所で、春実は半べそ掻いて、



事務所に入り、「ごめ~ん春菜、助かった!」と、デスクに座っている、



春菜の背中に抱き着いたのであった。



春菜、「いいよ!、系列会社で仕事の範囲内だから」と、



まとめた書類をファイルに収め、壁際の棚に仕舞いに行った。



春実は金庫が置いてある所に行き、金庫を開けて現金を数え、春菜に差し出した。



それを春菜は、両手で突っ返しながら、「いいよ、お金なんて」。



すると10万円を、無理やり春菜のビジネススーツの、



スカートのポケットに畳んで入れた。



春実、「まぁ、とっときな!って..、ハァ~助かったぁ~」と、溜息を付いた。



春実も仕事が一段落で、二人は実家に帰った。



すると..。



良子、「あんたぁ~#!、私の許可無しで春菜を使うんじゃない#」。



春実、「わちゃ~!、居たんかいな..」。



春菜、「私が勝手に、仕事したの..」。



良子、「それは春実が遣るべき仕事でしょ!、春菜が手伝うんじゃないの..」。



春実、「こう言う時は、以心伝心は不便だわ..」。



春菜、「一応、子会社だから..」。



良子、「だからって、自分の仕事配分意外の行動は、



一応社長に 一言入れてからにしなさいよ!」。



春菜、「所で今日はどうして、家に居るの?」。



良子、「今日は木村施工の木下君の所に、マンションの施工図持って行く日よ!、



『午前中に届ける』って言ったけど、木下君の都合で午後になったのよ」。



春菜、「喧嘩しないでね..」。



良子、「しないわよ#!」。



春実、「乱れ打ちが、炸裂するのかいな?、ごっつあんです!」。



春菜、「余計怒らせる様な事を言って、どうするの#」。



良子は施工図を丸めて、「さて、長話をして来るかな」と言って、



家を出て行った良子だった。



出て行った後、春実は居間のソファーで春菜に、「木下って、あのスケベ親父?」。


春菜、「あ!そうそう、木村社長の娘さんの旦那さん」。



春実、「若い女見れば、なめ回す様に見てスリーサイズを、



一々聞いてくる、あの昔から我が社の付き合いのあの人ね!」。



春菜、「電話なら、更に卑猥な事聞いて来るけどねぇ」。



春実、「長話ではなく、長脅かをしてくるんじゃないのかいな?」。



春菜、「それで、付き合いが続けば良いけど..」。



春実、「ママは春菜にちょっかい出してくる奴らには、うるさいからねぇ」。



春菜、「どうしてだろう?」。



春実、「そりゃ~、昔産みたかった子供が、未来で生まれ変わって、



スクスク無事に育って側に居れば、誰にも手を付けさせたくは、ないであろうぞ!。



増してや過去で再会して、両親を死から助けて、



未来で起こる世の中の出来事を教えて、財産築かせて、



今は仕事でママの手となり足となり、週に三回はベッドを部屋に二つ置いて、



側で寝ていてくれる訳だから、あの寂しい一人暮らしの、



老人になり掛けてる女がだよ」。



春菜、「お姉ちゃんは、一緒に住もうと思わないの?」。



春実、「じょ~だんだけにして置いてよ、その発言は。



溜まったもんじゃ~ないよ#、兄貴もあの母親と暮らさないのは、



怒り出すと、止め用が無いのだから!」。



春菜、「でも幾ら私は、前世で良子さんの娘と言っても、



血の繋がりの無い私と、一緒に暮らしてる様なものだけど」。



春実、「水臭い事言うね~、このバカデカイ家をママが死んだ後、



誰が管理するのかいな?」。



春菜、「そ..そうだけど」。



春実、「春菜が要らなければ、うっ払うで有ろうぞ!、私と兄貴は..」。



春菜、「寂しいのかな、お母さん..」。



春実、「性格じゃ!、もう少し春菜意外に人に素直なら、



心の繋がりが出来るぞな!、しかし彼女は我が強すぎるぞえ!。



故に誰も寄り付かなくなる」。



春菜、「あの三人は何時の時代でも、三人で固まってるのは、



他に相手にしてくれなく、なったからかなぁ?」。



春実、「からかなぁ?って、ズバリその通りじゃぞ!。



相手にすると怪我をするから、皆な同僚は側に寄り付かなくなったせいじゃ!」。



春菜、「......」。



春実、「あの我だけで、生き抜いて来た老婆どもが亡き後は、



私と暮らすが良いぞ!春菜..」。



春菜、「当分先ね..、こちらが先に息絶えそうだけど..」。



春実は、手を叩いて大笑いだった。



この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは実際には存在しません。

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