第六章、休日3
卸本町の蜃気楼、パターン2(過去からの訪問者)オリジナル
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食事を終えて、衣料コーナーに居た四人。
残念な事に、この時代のデパートのお客の年齢層は高く、
置いて有る商品も、年齢の高い人達が好む商品が多い為、
直子が気に入る服は無かった様だ。
直子、「地味ね~、どれも..」。
春菜、「さっき行った、大型スーパーの若い子が好むショップも、
気に入らなかったみたいだし」。
直子、「なによあれ#!、幼稚園の劇の発表会みたいな服、着れないわよ!」。
春実、「なるほど!、昭和44年のギャルは、今の若い子のファッションは、
そう捉えるのかのぉ!」。
良子、「私達の若い頃から見ると、今の子は15年は精神年齢が幼いからね」。
春実、「そうなると、あそこしかないな!、彼女の好むファッションセンスが、
置いて有る店は」。
春菜、「へ?、何処..」。
春実、「わらわのお店!」。
良子と春菜は頷いた。
早速、春実の店に来ると、春実は若い女性スタッフと話していた。
事情を聞いたスタッフは、笑っていたが、一同倉庫へ案内された。
倉庫で女性スタッフが、「そうね~、ここ辺りが50年代の、
アメリカンファッションね!」。
春実、「一部の若い女の子のマニアが、このスタイルでパーティーに出るから、
倉庫に置いて有るでござるぞ!。
普段はお蔵入りなのじゃ!」。
すると直子は空かさず物色していた。
女性スタッフ、「この人自身が、商品でしょ!、アハハハハ」と、笑い出した。
春実、「今日子、この殿方は、何でもインパクトが強烈では無いと、好まないのじゃ!」。
今日子、「春菜と対照的ね。
春菜が現代の男性にウケる、アイドル的な姿なら、
この女性は昔の男性ウケする、イケイケ的ギャルアイドルって所かな?」。
春実、「もうイケイケも、死語じゃがの!」。
直子は空かさず、「ナウなヤングな女と呼んでよ!」。
春実、「この店から言わせると、この人は言う事もレトロで、いい感じで~ござる!」。
春実と今日子は、笑った。
春実、「今日も店は大繁盛でござるが、人手は足りておるかのぉ?。
わらわは遊んでいて良いのか?」。
今日子、「社長はネットの方でがんばってよ!、
そちらの方が、売り上げ鰻上りなんだから!。
若いスタッフも自分の得意なブースで、
モチベーション上げているから、上の者がちょろちょろして
意見言わないない方が、
独自な感性で、お客様に対応出来るからいいの」。
市橋 今日子(32)。
幼馴染で、副社長に当たるこの店では、腕利きのスタッフだった。
良子、「流石は元市内の、女番長と副番長のコンビね!」。
春実、「母ぎみ、泣く子も黙る大槻姉さんと呼ばれて、
名高い青森の女番長に、言われたかぁ~無いでござる!」。
良子、「誰に聞いたのよ#?」。
春実、「春菜では無いぞえ!、喧嘩すると必ず幼い娘の前で、
パパが言うセリフじゃった!。
言った後には必ずママぎみには、内緒だと口止めされていたがの!」。
春菜、「その後パパに、財布投げ付けるの..」。
春実と今日子は、「ギャハハハハハ!」と、大笑いだった。
今日子、「春菜、見たんだ!、叔母さんのその姿を、タイムスリップして!」。
春菜、「見たよ!、私が当時の大輔君のパパとデートしていたら、
後ろから二人で付いて来て、ママは離れろ!って言うし、
賢パパは、『いいじゃね~か!』って言うし!。
良子さん賢パパに、『成り行きで、子供が出来たらどするの#!』って言ったら、
賢パパ、『出来たら俺が金出して、
育てて遣るから安心しろ!』って言うし、
そうしたら良子さん、『前世の春菜を下ろした金も無かったのに、
今は随分大盤振る舞いね#!』って、そこから喧嘩で、
賢パパ、良子さんうるさいから、道端で抱き上げて、連れ去ったら、
暴れて賢パパの頭を、ボコボコ叩きながら、
『放しなさいよこの強姦男#!、何処連れてくのよ、
私を犯す気なのね#!、そんな事したら今度こそ殺してやる#』って、
そうしたら賢パパが、『うるさいよ!、お前が二人の後ろにベッタリくっ付いていると、
落ち着いてデート出来ないだろ!、そっとしといて遣れよ!』って、言い返したら、
また良子さんが、『うるさい#!、私を犯して子供が出来たら、
今度は大きな土地買って、庭作って貰うからねぇ~、家も三階建で、
子供部屋は10畳は、設けてもらうから..』って」。
春実と今日子は、更に大笑いで、今日子、「第一犠牲者は春菜ね!、アハハハハ」。
春実、「それで強姦第一号、彰浩誕生かのぉ?、ダハハハハハ!」。
今日子、「叔母さん取り合えず、叔父さんが要求飲んでくれたじゃない!」。
春実、「ちと要求飲み過ぎじゃ!、大き過ぎて家族四人では、
管理が大変じゃったぞ!」。
今日子、「大量に何とかの延棒、隠すスペースが、欲しかったんじゃ無いの?」。
良子、「あんた達#!、ズケズケ言いたい事を言うわねぇ~。
あの当時は貧乏でねぇ!、大きな憧れだったのよ#!。
圭子の実家の様に、家の中に庭が在って、大きな家を建てる事が!」。
すると知らぬ間に、直子は商品を選んでいた様で、
商品を抱え込んで、この仲間の前を通り過ぎて行った。
引き止める春実は、「ちょっと!お..お姉さん、お姉さん、
そんなに抱え込んで、どちらへ?」。
直子、「試着室よ!」。
皆さん同時に、「はあ..」と、頷いたのであった。
店内にはそのブースごとに、様々な曲が流れ、
アメリカン50sヒットナンバーから、演歌、歌謡曲、ジャズなど、
この店内のスタッフも、様々な格好で、和服姿の女性から、
角刈りで着物姿の男性や、革ジャンでオールバックの男性、
IBルックの男性、70、80年代のアイドル風の、ステージ衣装を着た女性。
皆スタッフの得意とする格好で、対応していた。
この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは実際には存在しません。




