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2年後

戦争が終わり、2年の歳月がたった。

まだ、彼は、帰ってこない。

どこに行ったんだろうか??

戦争が終わり、2年ほどたった。

彼は、戻ってきていない。

母は、言った。

「死んでしまったかもね。でも、国のために死ねるなんていいことよ」


私は、見てしまった。

こんなことを言う、母が、涙している所を。

彼のためかは、わからない。

ただ、こう言っていた。

  「さようなら。リトルブレイバー。。。。」


私は、戦争が終わったからか、せきも治まり、熱も前よりもでなくなった。


    彼のおかげなのかもね。


でも、私は、死んでほしいなんて。頼んだ覚えはない。


あなたが、帰ってこないと、言われてから、

私が、泣かない日なんて、1日もない。


せきや、熱とは違う、この苦しみ。


私は、今でも思う。

彼が、生きているんじゃないかと。。。


骨だって見つかってないし。。。

死んだと決まったわけでもない。。。。


私は、彼を、忘れられずにいた。


大好きだった人を、そう簡単に、忘れられるわけがない。


ごめん。 

 大好きだった。

じゃない。

今も大好きだよ。


もう一度、君に会いたい。

もう一度君の歌を聞きたい。

君の、その声で。

顔を見て、体温を感じて。


彼女は、また泣き出した。




 「結局、彼帰ってこなかったね」

  

草木たちは、話している。

太陽も、風も、大地さえも、大きな大きなため息をついたようだ。


  「帰ってきてほしいね」

  「でもさ、もう死んだとか言われているんでしょ??」

  「そんな事言うなよ。決まったわけじゃないのに」

  「何だよ。言ってみただけじゃないか」

  「そういうのは、言っちゃいけないんだ!!!」

  「何だ、いいじゃねぇか。言ってだけなのに」

  「だめだって」 「いいだろう」 「だめ」「いい」


言い争いが続く。

そんな中、風が、あるものを運んできた。

桜の匂いと一緒に、来たもの。


  ただいま。

  何とか生きて帰ってこれたよ。


 2年か待ちに待った人が、ようやく帰ってきた。


  

  お帰りなさい。

 

  リトルブレイバー。

  

  小さな勇者よ。

最終話です。

途中から、BOCとは、関係がなくなってしまいました。すいません。お許しください。

本物の、「リトルブレイバー」も聴いてみてください。

感想、評価を待っています。

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