表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒衣  作者: 第一使徒
2/7

プロローグ2

「おい 大丈夫か」

「はい さっきまでの症状が消えました」

「思うだけでいい その影に狩りに行かせろ勝手に捕ってきてくれる」

狩りの間に自分事 指輪の事 さっきの症状の事について教えてくれた


要約すると目の前の人はバアルさん

友達にイタズラをして殺されかけてここまで逃げてきた

この指輪は昔ケンカをしたチェルノボグさんという方から勝利して譲ってもらった(僕的には強奪したように聞こえたけど)

影の指輪(シャドーリング)魔力で影の軍団を作る事ができる

何も考えないと狼が出てくるが蚊からドラゴンまで色々創造する事ができる

創造する物によって必要魔力が違ってくる 欠点は同種を2匹以上出す時魔力が2乗されるのだ

たとえば狼は魔力3で出せるが 2匹目になると9 3匹目は81つまり合計で93の魔力が必要になる

しかし同じ3匹でも狼3・猪5・熊6を出すと合計14で出来る なぞ仕様だ

さっきの症状は魔力枯渇で起きる症状

1体消失すると回復魔力は0だが意図的(いとてき)に消すと使用魔力の半分は返ってくる

さっきの行動で魔力が81の半分40が回復した事となる

意識すると影と同調し見たり 聞いたり 動かせる

そこまで話すと影の狼が170センチメルクラスの熊を仕留めて引きずって帰ってきた


バアルさんは手から黒い球体を出し熊は球体に取り込まれる

「よし大分回復したな さてお礼だがお前に黒衣を授けてやろう」

「すみません僕は献呈儀で何も貰えなかったのでスキルは何も持っていませんが」

「むしろ好都合だ我等の力はあいつ等の力に反発するからな あんな贔屓をするような奴と一緒にするな 契約を果たせばどんな者にも力を授けるそれが我々だ いいかお前らの信仰している神は贔屓をしているんだ 平等と(うた)いながら全員が勇者になれないだろう 学者全員が賢者ではないだろう 我々こそが真の平等なのだ」

「はあ」

この人なにを言っているんだ


「しかし今の体で黒衣を教えても力に負けて肉体が弾け飛ぶ肉体改造が必要だ 我も全快ではないしお前の体の中で一時休息させてもらおう」

バアルが俺の両肩に手を置き光りだすと俺の中に光が吸い込まれていく


「ぐあ」

全身に傷ができ血が吹き飛ぶ 体が弾け飛びそうになる 息をするたびに鋭い痛みがあり筋肉は悲鳴を上げてギシギシ音を立てる 死んだ方が楽なんじゃないかと思うほどの痛みのなか気絶と覚醒を繰り返し気付くと太陽が沈んでいた

「肉体改造完了だ よく頑張ったな」

頭から声が聞こえてくるが俺の意識はまた闇の中に沈んだ

感想コメントください 連載の励みになります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ