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The Bottle Imp(二章 終)

 そこから後のことは、かなり断片的な話となる。

 というのも紫苑たちはその日、何だか酷く疲れた気分になってしまって、警察への説明もそこそこに家に帰ってしまったのだ。

 巌刑事たちもこちらを配慮してくれたのか、それを咎めもせず────ほんの数日だが、紫苑たちは事件から離れた。


 その間、したことと言えば何ということは無い。

 夏美と一緒に学校に行って、その後適当に帰宅して。

 夏美の家で弟の玲君と遊び、あどけない言動に癒されて。


 偶には女子高生らしく、とスイーツでも食べに行って。

 ついでに、邪心を払うべく剣道部で素振りでもして。

 それを終えてから、ようやっと、紫苑たちは映玖署に行った。


 その時の映玖署での様子というのも、正直なところそこまで振り返る程のことでは無い。

 ただただ、もう分かっていたことを警察と確認し合っただけである。


 取り調べの中で、雲雀大吾が自白した、ということも。

 やはり動機は金目当てで、仇川からの一件は夏美の推理通りだった、ということも。

 刑事の口から聞きこそしたが、今となってはそこまで大事な話でも無かった。


 寧ろ、大事な話と言えば。

 それらの取り調べから解放された後、久しぶりに部室に戻った時に、話したことがそうだった。






「……あれ?」


 事件から一週間近く経過した、とある日の放課後。

 相も変わらず和風な雰囲気を醸し出すミス研の部室を訪れた紫苑は、鍵を開けて部屋に入るなり、疑問文を発した。

 というのも、畳の真ん中に妙な物を見つけたのである。


「……本?何で、こんな真ん中に?」


 不思議に思いながら、紫苑は荷物を置き、やがてそれを拾い上げた。

 普段、この部屋は白雪によって常に綺麗に整えられており、鍵を閉める前には掃除をするのが慣例となっている。

 だからこそ、部屋の真ん中に物が置かれている、なんてことは有り得ないのだが────この日に限っては、何故だか一冊の本が存在していた。


「『びんの悪魔』……?」


 まず、紫苑は本の表題を口に出す。

 どうやら、子ども向けの童話を記した児童書らしかった。

 それなりの重さを持つその本を、しげしげと紫苑は見つめてみる。


「『びんの悪魔』って……『瓶の悪魔』ですよね。前に、夏美さんが言ってた」


 一ヶ月近く前の会話だが、印象的な話だったので覚えていた。

 確か、このミス研への入部試験として白雪が出してきた問題の、元ネタとなった本である。

 こんな子ども向けの絵本にもなっているんですね、と紫苑は軽く驚く。


 そしてそこはかとない好奇心に煽られるまま、パラパラと紫苑は本を捲ってみる。

 すると、不意に紫苑の背後から声がかかった。


「……紫苑ちゃん?」

「え、あ……ああ、白雪部長」


 いつの間にか部室の前に姿を見せていた白雪を視認した紫苑は、その場でペコリと頭を下げる。

 部屋の真ん中で突っ立っている紫苑のことが余程変に思えたのか、制服姿のままの白雪は少し不思議そうな顔をしたまま礼を返した。

 だが、紫苑が手に持つ本を見た彼女は、ぱあっと顔を明るくする。


「紫苑ちゃん、それ、入部試験の時の……!」

「あ、はい、そうです。この部屋に置いてあって……部長のですか?」

「ううん、私は部室に持ってきてないから……夏美ちゃんの私物じゃない?」


 そんなことを言いながら、少し懐かしそうに白雪は本を見やる。

 その上で、軽くこんなことを提案した。


「興味があるなら、紫苑ちゃんもこの機会に読んでみる?そんな大長編って感じでもないし」

「はあ……そうですね」


 確かに、と思いながら紫苑は手元の本を見つめる。

 元々、そこまで読書は嫌いじゃない。

 良い機会だから、というのは確かに当たっていた。


「でも、この年になって児童書を読むのも、ちょっと不思議な気分になりますね……どうして児童向けのレーベルで発行されているんですかね、この本?」

「それはまあ……ある種、教育のためじゃない?この本を読むと、悪魔の誘いに乗ることの意味が分かるから」


 どうでもいいことを聞いてみると、意味ありげな解答が返ってくる。

 はて、と思って白雪を見返すと、何でも無いことのように解説が続いた。


「ほら、夏美ちゃんだって言ってたでしょう?入部試験の時に、こういう誘い話に乗ってはいけない、という風に」

「ああー……ええとつまり、『瓶の悪魔』に関するエピソードを読む中で、詐欺に気を付けろって教訓が得られるから、児童向けにも発行されているということですか?」

「私の勝手な解釈だけどね……実際、世の中乗ってはいけない儲け話なんて、いくらでもあるんだから、あながち間違いでも無いと思う」


 そんなことを呟いた白雪は、そこで少し、動きを止める。

 それは、紫苑と同様だった。


 儲け話という単語を口にしてしまうと。

 どうしたって、一連の事件を思い出してしまう。


 今回の話の発端は、詰まるところそこにあるのだから。

 ちょっとしたことで連想してしまう程度には、事件の記憶は生々しかった。


「今回の犯人……雲雀大吾たちも」


 つい、紫苑は言葉を零す。

 そして、言っても意味が無いことだと理解しながら、口に出した。


「ある意味、『瓶の悪魔』に騙された人ってことになるんですかね……最初から電気漁の話を冷静に却下出来れば、こんなことには」

「そうね。そもそも論になってしまうけど……どうしても、そう言わざるを得ないわね」


 どっと疲れたような顔をして、白雪が苦笑する。

 それを見て、紫苑は警察での取り調べからの帰り道、夏美が言っていたことを思い出した。






「……要するにな、本当に金が欲しいのなら、彼らは何もするべきじゃなかったんだよ」


 少しだけ夏めいたきた風が木の葉を揺らす中、彼女は唐突にそう呟いた。

 そして、どこに向けることなく言葉を並べる。


「パーティー中にも言ったが、仮に幸三氏が遺言状に色々書いていたとしても、遺留分だけは法律で保証される。請求における法廷闘争に時間がかかるかもしれないとは言え、ただ何もしていなかったのなら、それだけで自動的に遺産の一部は手に入ったんだ」


 雲雀家の規模、及び財産を考えれば、遺留分で確保出来るだけでも相当な量の財産であったことは間違いない。

 何せ、一応は東京である映玖市西部の土地を当たり前のように私有地としているレベルの資産家なのである。


 恐らく贅沢さえしなければ、人間一人くらいは死ぬまで生活出来るくらいの額はあったのではないだろうか。

 本当にただ待っているだけで、彼らはそれだけの財産を手にする権利を持っていたのだ。


 相続に相応しくないとして、相続廃除──遺留分を失う処置──を受ける可能性は残るが、相続廃除の要件は遺産を残す人間への虐待や侮辱行為だ。

 電気漁に関わる前は、彼らはそんなことまでは流石にしておらず、権利を保ち続けていた。


 仮に廃除の要件を満たしていれば、幸三氏がとっくにやっているだろうから、それに関しては大丈夫だったと見て良い。

 彼らの持つ権利は、何もしなければ消えはしなかった。


 加えて言うなら、そんなに待つ必要すらない。

 パーティー中にも確認した通り、幸三氏の体調は思わしくなかった。

 これから先、二十年三十年も元気で居るということは、少し考えにくい。


 短ければ数年、或いはどう長く見積もっても十年程度。

 それだけ我慢すれば、確実に遺産は手に入ったのだ。


 特にほぼ無職だったという雲雀禄郎はともかく、雲雀大吾の方は一応職を得ていた。

 様子からすると、明日の食事にも困る、というレベルの貧困生活を送っている訳でも無かっただろう。

 あらゆる観点から考えても、急ぐ必要は無かったのである。


「だというのに、彼らは欲をかいた……それで、花木甚弥からの電気漁の申し出を受けてしまった。そこから先はもう、流れ落ちるまま、だ」


 電気漁を見つかって注意され、逆ギレして。

 そこで一人殺したせいで見境がなくなり、仲間を殺して。

 そのせいで自分たちの立場が一層悪くなり、父と弟を殺した。


 最終的に葵は生き残ったが、これは決して叔父としての優しさなどでは無いだろう。

 最初の計画では彼女が、雲雀大吾にアリバイがあることを証言する目撃者として配役されていたために、殺す必要が無かっただけだ。

 仮に彼女を殺しても大丈夫な計画を立案していたのであれば、彼女すらも殺して遺産を独り占めしようとしたのではないだろうか。


「一度罪を犯して、それを隠すために嘘をつく……すると、『自分が嘘を吐いた事実』を隠すために、また嘘を吐くことになる。その嘘を守るためには、やはり罪を犯すしかなくなる。そうして再び、それを隠すために嘘を……一体、どこまで続けるつもりだったんだろうな?」


 その連鎖が続いた果てこそ、これだ。

 一家皆殺しにしてでも、遺産を手早く確保しようという狂気。

 何もしなければ一部の遺産は手に入っただろうに────これを実行したがために、雲雀禄郎は死に、雲雀大吾は刑務所に入ることとなった。


「捜査中にも言ったが、遺産目当てで親を殺した子は、遺産を貰える権利を失う……彼らは貰える金を増やそうと犯罪に走った結果、最低限貰えたはずの遺産まで失った訳だ。彼らの全ての行動は無駄に終わり……その『無駄』のために、無関係の人間が大勢巻き込まれた」


 それは例えば、仇川で溺死した住民。

 或いは、燃える屋敷の中で死にかけた紫苑だろう。


 紫苑は結果から言えば生き残ったが、これだって偶然の要素が強い。

 もし床の崩落から身を守れていなかったら、その場で死んでいたとしてもおかしくなかったのだから。

 そんな無関係の人間の犠牲すら、彼らは許容していたのである。


「全てが終わったからこそ、改めて断言出来る。彼らは決して、電気漁の儲け話になんて乗るべきじゃなかった。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。周囲の人にとっても……彼ら自身にとっても」


 はあ、と夏美は大きく息を吐いて。

 一度、空を見上げた。


「普通、探偵って言うのは事件の謎が解けたのを喜ぶものなんだろうが……今回に限っては、そうも言えないな」


 どうしてですか、と紫苑が問うと。

 何かを含んだ笑みで、夏美はこう返した。


「何かやらかしそうな人間でも、間違いを犯さずに踏みとどまってくれるのが、本当は一番良い結末だからだ。悪魔の囁きがあっても、それを跳ねのけるくらい……探偵なんて必要ないくらいに、人間それぞれが合理的な選択をしてくれたなら……」


 犯罪なんて、きっと最初から起きないんだろうな。

 そんなことを言って、夏美は道端の小石を軽く蹴った。






「……『瓶の悪魔』が提案してくる儲け話は、一見確実に儲かりそうに見えて、しかしその実絶対に破滅してしまう提案」


 回想を終えた紫苑は、本の表紙を撫でながらそう呟く。


「この理屈で言うなら、お金目当ての犯罪っていうのはつまり、『瓶の悪魔』の提案そのものなのかもしれませんね。本当は儲かることなんてまず無くて、捕まらないことだって珍しくて……それでもやっちゃう、みたいな」

「そうね……全ての人間が論理的に行動する世界であれば、最初から成立しない取引、だったかしら」


 いつかの夏美の言い回しを、白雪がそのまま引用する。

 その上で、彼女はこんなことも言った。


「でも、現実的には全ての人間が論理的に思考する、なんて不可能だから……だからこそ、必要になってしまうのかもしれないわね」

「『瓶の悪魔』が、ですか?」

「いいえ、『探偵』が、よ」


 さらり、と言い返される。

 そして白雪は一度瞑目すると、噛み締めるように呟いた。


「全ての人間が、悪魔を跳ねのけられる程賢くはない。どれだけ待ったって、全人類がそこまで強くなることも無い……だからこそ、『探偵』が必要なの」


 そう言ってから、改めて白雪は柔らかく目を開き、紫苑を見やる。

 さらに、深々と頭を下げた。


「事件の後、一度も言ってなかったね……今更だけど、ありがとう、紫苑ちゃん。この事件を、私の大切な友人を巻き込んだ事件を解決してくれて」

「え、いや、そんな……私はただ、夏美さんの隣にいただけで」

「でも、紫苑ちゃんが犯人相手に奮闘したからこそ、死体の骨折痕という消えない証拠が出来た、というのも事実でしょう?狙った物では無かったかもしれないけど、あれがなかったら夏美ちゃんも推理の断定には苦労したのではないかしら」


 白雪は、そこで薄く笑う。

 そして、何かを思い出したようにこう続けた。


「紫苑ちゃん、覚えている?このパーティー、元はと言えば貴女たち二人の入部記念に参加したって」

「あー、ああ……そう言えばそうでしたね」

「そのせいで、変なことに巻き込まれてしまったばかりだけれど……それでも紫苑ちゃん、ミス研に入ってくれる?それとも、もう辞めたいって、思ってる?」


 僅かに不安そうに、白雪は言葉を繋げた。

 どうやら、先程の感謝の言葉と同じく、ずっと口にしたかったことらしい。

 あの場所に招いた本人として、責任を感じていたのか。


「私としては、やっぱり二人に居て欲しいけど……決めるのは、二人だから」

「そうですね……」


 変なところ生真面目な白雪の様子を少し可笑しく思いつつ、紫苑は一度、目を閉じる。

 そして、今まで得た学びを反芻した。




 大前提として、「瓶の悪魔」は実在する。

 人が愚かである限り、本当に合理的な選択を出来ないでいる限り、消えることは無い。

 人の心の隙間は、彼ら悪魔の住処なのだ。


 だが同時に────この世界には。

 探偵もまた、実在する。


 そのことを紫苑は、知りすぎる程よく知っている。

 何なら、特徴を列挙する事だって可能だ。


 それは、傍迷惑で幼馴染で女子高生で、そしてやっぱり、名探偵で。

 何よりも、紫苑の親友だ。


 その名探偵居る限り、どこまで行っても「瓶の悪魔」の企みは防がれる宿命にあって。

 なおかつ、紫苑の戦いがどこかしらで役に立つというのなら。


 ……うん、大丈夫だ。

 もう、巻き込まれる覚悟すら要らない。

 悪魔に頼らずとも、紫苑は決断出来る。




「……大丈夫ですよ、白雪部長」


 数秒のタイムラグを置いて、口を開いた。

 不安そうな白雪を安心させるように、微笑んで。


「私、ここの部活に入りますから。辞めはしません」

「……本当?」

「はい。だって皆さん、危なっかしいんですから。これからの謎解きも、ちゃんとついて行きますよ……摸造刀だって、持っていきます」


 最後は少し、冗談めかして返答した。

 途端、その真意を察したように白雪も甘く微笑む。


 それと同時に、着替えてくるね、と言って彼女は奥に向かった。

 小走りに移動する彼女の背中を見送っていると、ほどなくしてガラリ、と背後から音がする。


「どうもー……来ましたー」

「あ、夏美さん。お疲れです」


 トイレにでも行っていたのか、やや遅れてやって来た親友を前に、紫苑は軽く挨拶を返す。

 そして、先程の会話を情報共有がてら口にしようかな、と思って。

 しかしそれより前に、気になっていたことを聞いた。


「唐突ですけど、この本、夏美さんのですか?」

「ん?『びんの悪魔』?……いや、知らないが」

「へえ……」


 あれ、と思って紫苑はしげしげと手元の本を見つめる。

 すぐに終わる話題だと思って問いかけたのだが、思わぬところで不思議なことになってしまった。

 紫苑の本でも白雪の本でも無い以上、夏美の本なのかと思っていたのだが────そうでないとすると、これは。


 ──……あれ、これ、そうなると誰の本になるんですかね?私たち三人の本じゃないとすれば、一体誰が……。


 先述したように、この部屋は帰る前にきちんと掃除がなされており、畳の上に物など残らない。

 逆に言えば、最初に紫苑が来た時点で安置されていたこの本は、掃除後に置かれたということになる。


 だが、紫苑は鍵を開けて部室へと入った。

 つまりこの部屋は紫苑が来るまで、密室状態だったのだ。

 だというのに、どうしてこの本は部屋の中に出現したのか────?


「ふ、不思議です……夏美さん、また私、変な謎に遭遇しました」

「ん、何だ何だ?また謎解きか?」

「多分、そうです。規模は小さいですけど……えっとですね」


 よっこらせ、と座りながら、興味を持って乗り出してきた夏美相手に、紫苑はあわあわと説明を始める。

 いつしか和服に着替え終わった白雪もその場に参加し、いつしかそれは普段の部活動と化していた。

 普通なら胸に留めるだけの疑問も、ここだとすぐに解いてもらえるので、便利と言えば便利である。


 ──なるほど確かに、必要ですね……探偵。


 手元の「びんの悪魔」を振り回して熱弁しながら、紫苑は先程の言葉の実用性を思わぬ形で把握する。

 そんなことを考えながら、煌陵高校ミステリー研究会の放課後はゆったりと過ぎていくのだった。

区切りとなる場面まで書けたので、ここで一旦完結とします。

再び殺人事件に関するネタを思いつけたら、続編を書く予定です。

続きに関しては、二章の事件において夏美が犯したとある推理ミスを巡る話になると思います。


宣伝となりますが、本作の十年後を舞台とした作品「アイドルのマネージャーにはなりたくない」及び「Stage0」を現在掲載しています。

殺人事件ではなく「日常の謎」をテーマにした作品ですが、本作の登場人物も出てきますので、お時間のある方はお読みいただければ幸いです。


面白いと思われた方は、評価、ブックマーク、いいねの程よろしくお願いいたします。

また、感想もお待ちしています。

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