第十八話 白熱のゆくえ
「す、すみません。助かりました」
人生で初めて刃物による傷を負い、気が遠くなる程の痛みを体験したカナタだったが守備良く警備隊らを連れて戻って来たベルタの回復魔法によって事なきを得た。だが制服のジャケットはナイフによって切り裂かれた跡と自身の血痕が残り無残な状態だ。さすがの魔法もそこまで元通りにするのは無理らしい。
「どうでも良いですが自分に敬語は入りません。貴君の方が年上でしょうから」
「えっ?いや、でも……」
基本的にどんな相手であれ敬語口調で対話してきたカナタは、本人が言う通り見た目からして自分よりも年下であろうベルタの要求に困惑し、その申し出を断ろうとするがうまい言葉が浮かばない。こういった場合にすぐ返せるほどの話術もないし、機転も利かないもどかしさに自分でもじれったくなる。
「それに自分より師匠や隊長に気に入られますし……」
「え?」
後ろを向きボソッと聞こえない程の小さな声で愚痴を漏らすベルタ。が、幸いにもカナタの耳には入らなかったが、その可能性もあったと焦るフードの少年は慌ててカナタの顔に指を突き付ける。
「とにかく! ……そう言う事でお願いしますね」
「は、はい。いや、うん……」
「フン」
自分の意見が通った事に満足したのかそれ以上絡むことなく、ベルタは元居たテーブルの方へと戻って行き、あとに残されたカナタはその場で敬語を使わない話し方を一人こそこそと練習するのであった。
※ ※ ※ ※ ※ ※
傷害事件にまで発展した時は一時的に混乱があったものの流石は剣と魔法の世界なのか、荒事に慣れた客達はすぐに平素に戻り店内は再び酒場特有の活気に戻り女給たちは慌ただしく駆け回り注文と客の残していった残骸の後片付けに追われていた。
「今回は申し訳ない事をしてしまったねえカナタちゃん。ったく、ウチの旦那がまるっきり空気でさ」
事件後、警備隊からの簡単な事情聴取を受け終え、再び席に戻ったカナタ達の元に、騒動の発端となったダッヂ亭のマスターであるマフィタと女将のシータ。それに今回人質になりかけたシルビアも後ろに伴って謝罪に訪れた。マフィタは変わらない態度だがさっき知り合ったばかりのシータは店の大事に対してまったく行動を起こさなかった旦那の体たらくを責めている。
「あ、いえ。皆さん無事で良かったです」
オーガ2号の仲間によって傷を負わされたカナタがシータたちの謝罪を受けながら、無事に解決したことに安堵する。
「こんなデカい図体しててなんも役に立たないんだからっ!」
「ひっ!」
そう言ってマフィタの尻をバシンと叩くシータとそれを見て思わず自分が叩かれたように身を縮ませるカナタ。
「珍しいなマフィタ。お前があんな輩に遅れを取るなんてな」
「そういうおっさんも何もしてなかったじゃない」
しれっと自分を棚に上げた物言いをするガンツにボニータが噛み付く。すでにシータによって明かされたガンツの所業の事は忘れたのかいつもどおりの調子で中年親父を揶揄っているのを見てカナタも安心する。ひとつ変化が見られたのは彼女がフードを外していたことだった。赤い美しい髪に大きく跳ねた前髪が揺れている。
「ばーか。今回は結果的に良い方向に転んだから良いとして、騎士が民衆のケンカに出しゃばるのはダメだろう」
「そ、それは……」
矛先を自分に向けられ動揺するボニータにガンツは更に追及する。
「俺たち騎士は常人よりもずっと強い。いくらクズみたいな奴でも、市民に使って良いチカラなんてないんだ。そんな役目はさっきの警備隊達に任せりゃ良いんだ。現にベルタだってそうしただろ? いいか。俺たちの敵は街の人間じゃねぇ。この街の外に居る魔物や侵略者たち、王国の平和を脅かす奴らだ」
「うーごめんなさい」
正論を述べる真顔のガンツに気圧され素直に自分の非を認めるボニータ。少し落ち込む彼女は巨漢のオーガ2号を圧倒し、その小さな身で友人であるシルビアを救ったのだがその功績の代償は大きく穴の開いた店の壁だけではなくその後の反省会も含まれていたようだ。
「まあ、今回は嬢ちゃんにとって良い機会になったから良しとするけどな」
「……うん」
俯いたボニータの表情が僅かにほころんだのを見たカナタは先程の拍手の嵐を思い出しついニヤけてしまう。彼女にとって自身が支払う代償よりもその結果得た報酬の方が大きかったからだろう。
「んで? あのデカブツ野郎はお前とどんな関係なんだ」
「――!」
横道に逸れた話題を戻し、急にマフィタに話を振ったガンツ。
その言葉に先程まで平素を装っていたマフィタの顔色が変わる。
「見たとこ、あいつもお前の血筋半分の方と同族だろうしな」
「血筋半分……?」
ガンツの言った言葉の真意が分からず思わずカナタが呟く。
「ああ。ガキは知らないってか覚えてないんだろうが、この世にはハーフって混血人もいてな。マフィタも亜人とのハーフなのさ」
「亜人とのハーフ……」
「ガンツ。まさかカナタちゃんて、非デミハーフ主義者じゃないだろうね?」
カナタの呟きに反応したシータが、焦った風にガンツに詰問する。
「ひ、非デミ?」
またしても聴き慣れないワードが出て来た事でウザいくらいにオウム状態になるカナタ。
「知らねーよ。今のこいつは黄昏びとだ。以前そうだったとしても今は何も覚えちゃいない」
「た、黄昏びと……って、あたしはてっきりカナタちゃんは騎士団の新人さんだと思ってたけど……そうかい。保護されて……大変だったねぇ」
元騎士団隊長だったシータには黄昏びとの意味と保護義務の件も分かっている為か同情的な目でカナタを見つめている。
「お、俺の……同胞、き、巨人族……あ、あいつは……前から、ハーフの俺を……憎んで、た……」
「あんた……」
訥々と語り出したマフィタに辛そうな顔を向けるシータ。
「だ、だけど……あ、あいつの、き……気持ちも、わ、分かる。し、虐げら……られた亜人の、気持ち……お、俺だけ、ハーフ……し、しかも……き、貴族に……生まれただ、だけで、み、店まで……持てて……」
「だから同情してしまい手が出せなかったと。ってワケか」
マフィタの事情を理解したガンツがその心中を代弁する。
「が、ガンツの……お連れの、か、方……お、俺が、よ、弱い……せいで、す、すまなか……った」
巨大な体を縮こまらせカナタ達に向けて深々と謝るマフィタを見て理由を知った一同が居た堪れない気持ちになる。
「マフィタさんもういいよ。みんな無事だったし」
「そ、そうですよ。僕も刺されましたけどこの通り元気ですし」
「あんたたち……」
二人の気遣いに涙ぐむシータ。
「女将さん……」
その肩を後ろからそっと包み込むシルビア。
「あー。うぉほん! ん、ん、あー君たち、そんな辛気臭い気分を盛り上げる方法をひとつ教えてやろうか?」
しっとりとした雰囲気を唐突に声をあげて台無しにするガンツに怪訝な目を向けるカナタ達。
周りとの温度差を物ともせずガンツはニンマリとしながら立ち上がる。
「チャレンジャーの再開だ」
※ ※ ※ ※ ※ ※
「まだ諦めてなかったんですね」
「うっせ! どうせ俺は器の小さい男だよ」
折角の良い雰囲気を中断され、渋々チャレンジャーの準備を始めるダッヂ亭の従業員達。同じ気持ちだったカナタも諦めの悪いガンツを窘めるが、どうしてもシータに仕返しをしたいガンツは聞く耳を持たない。その上ホール中央付近の客たちも何度も席を片付けられていい迷惑のようだ。
おおかたシータの目の前でマフィタに圧勝でもして鼻を明かそうなどと企んでいるのだろう。しかしカナタにはあの屈強なオーガ2号を軽々と制したマフィタに対し、体格差でも不利なガンツに勝機があるとは思えず場合によってはケガをする可能性もあると予想していた。
「ボニータさんも止めないんですか?」
「いいんじゃないの? あっそうだ。おっさんが負ける方に賭けちゃおっか♪」
「そんなあ。ボニータさんまで」
楽天的な様子のボニータにはガンツの身を心配するカナタの気遣いも無駄の様だった。
こうなれば最後の砦である対戦者側にとカナタが目を向けると、
「はあ。ホントは騎士の参加は禁止なんだけどさ」
「うっせ! お前らも元騎士だろ。細かい事言うんじゃねーよ」
「あんたの理屈はむちゃくちゃだよ……」
特に止める気もないシータと屁理屈でチャレンジャーに参加しようとするガンツを見て、カナタは一人で勝手に心配していた事を後悔した。
「準備オッケーでーす」
女給達の準備完了の合図と共に再びダッヂ亭内に大歓声が沸き起こる。
「皆さんお待たせいたしました。先程の事故は忘れまして再びチャレンジャー開始でーす」
シルビアの号令が上がると、客席に座った者を始めなるべく近くで見たいと決戦のテーブルを囲む者達が更に歓声を上げた。
大盛況の店内はまるで元世界のライブ会場のような熱気に包まれ、ガンツの隣に居たカナタも試合の開始と共に周りの客達と同様に対決のテーブルから少し距離を取る。
「ルールは最初にご説明した通り、先にお客様が3回勝てばこの場にいるお客様全員のお代は無料。ただし負けた場合はチャレンジャー参加のお客様たちのみ倍額をお支払い頂きまーす」
シルビアから同じルール説明があった後、中央に置かれたテーブルにガンツとマフィタが立つと同時に客達の歓声が最高潮を迎える。
「ガンツなんかに負けんなよ!マフィタぁ」
「そんなアル中野郎にデカい面させんな」
「負けたらガンツから飯代4倍取ってやれ」
日頃の行いなのか人望の薄いガンツを応援する声はなく逆に悪意のある野次しか聞こえない。
「うっせーぞお前らっ! 俺が勝ったらタダ飯食えるくせに何なんだよその言い草はっ!」
好き勝手に暴言を吐く観客たちに我慢ならなかったのか怒鳴り声をあげるガンツ。
そんなガンツに下品な笑いで応えるダッヂ亭の常連客たちを見るに先程の野次は冗談だったのだろう。試合前の和やかな雰囲気にカナタも笑みがこぼれた。
そして先程からそのガンツに対して特に応援の言葉をかける事もなくずっと沈黙している弟子のベルタに気付き、カナタはそっと後ろから近づくとその気配を感じたのかベルタはフード下からチラとこちらを一瞥した。
「なんですか」
「いや、キミは止めないのかなって」
「止める必要があるとでもお思いですか」
「いや、だってあの体格差だし。さっきの試合見たでしょ? マフィタさんすごく強かったよ?」
「……」
師匠を身を案じればこの試合を止めるべき立場のベルタにその意志はなく、逆に止めようとするカナタに対して不満があるようだ。
しばしの沈黙の後、無口に見えたベルタの方から先に口を開く。
「ここの客……いや。貴君を含めた客たちは師匠の事を何も分かっていない愚者ばかりです」
「ぐ、愚者って……」
「騎士である師匠の実力を愚者が知るいい機会です」
「実力……」
ガタイの良いガンツが弱いとは思わないが、マフィタはあの巨躯にして元騎士団だったという。弟子としての贔屓を抜きにしても過剰とも言えるベルタの師を盲信する発言に、カナタはそれ以上かける言葉が見つからなかった。そして無言のまま今にも始まろうとしている二人の勝負に集中する事にした。
その戦いの場では比較的余裕を見せるガンツと相変わらずサングラスによって表情が読めないマフィタが、既に互いの片肘を舞台の上に固定しその中央で組み合った拳を挟んで向かい合っていた。両者が向かい合うテーブルの傍には最初の試合と同じくシルビアが静かに佇んでいる。
そしてシルビアがゆっくりとその手を上げ再び厳しい目付きに変わる。
観客達が見守る中しばしの静寂が漂い、フウと一呼吸したシルビアが戦いの始まりを告げると同時に、勢いよくその腕を振り下ろす。
「それでは……はじめっ!!」
それは瞬きも許さぬ早さだった。
シルビアの合図がフロアー全体に響くと同時にあの圧倒的な強さを見せたマフィタが、即座に敗者へ転じた事を意味するテーブルに激しく打ちつけられた音が鳴り響いた。
チャレンジャー特有の力の均衡する瞬間を楽しみにしていた客たちの誰もが、余りにも一瞬の出来事だったせいか、歓喜の声を上げる事すら出来ずジョッキを片手にしたまま時を止められたかのようにその場で固まっている。
それは近くで見ていたカナタでさえ同じ状態であった。
互いの力が均等に引っ張り合う場面など一切なく、ただガンツの腕がマフィタの腕をねじ伏せるシーンだけを見せられたのだ。
あたかも事前に示し合い、この勝負が最初から八百長だったと思わせるほどに呆気ない幕切れだった。
「当然です」
瞬きを忘れ、見開いたままの眼で試合の結果を見つめているカナタの隣で、ついさっきガンツの勝利を確信していたベルタが、さも当たり前だと言う風に呟く。
「が、ガンツさんてあんなに強かったの?」
前衛を受け持つ騎士ではなく衛生班と言う立場に居る人間とは思えないチカラに、カナタはガンツを身近によく知るベルタに疑問をぶつける。
「当たり前です。騎士団の中でも指折りの実力者ですから」
フードの下から僅かに息巻いている様子のベルタが力強く断言した。
「じゃあなんで衛生班なんか――」
「衛生班なんか……ですか。まあ無知な貴君にはそう見えるのでしょうね」
「あ……ご、ごめん言い過ぎたみたい」
カナタの職業軽視的な発言を遮るようにベルタが皮肉を述べると、自分の軽率な発言に気付いたカナタが非礼を詫びた。それを横目で見るベルタは尚も会話を続ける。
「確かに師匠は貴君が言う通り衛生班ごとき端役に収まる器ではありませんよ。衛生班ごときにね」
「いや、ちゃん謝ったじゃないか。別にそんな言い方しなくったって」
「これは失敬。貴君が気短な事をすっかり失念していました」
「くっ!」
なにかと自分に対しケンカ腰のベルタに思わず路地裏での記憶が蘇る。本人もそれを意図しての嫌味を言ったつもりなのだろう。普段ならこれほどイラっとする事などないカナタでも、この少年の言動には何故かムキになってしまう自分に違和感を覚えるほどにソリの合わない相手だった。
その事に自身でも驚きつつ水と油の関係とはこのような間柄の事を言うのだろうなと内心ため息をつきながら先程の問いかけに答えない相手を再度促す。
「で!なんでなのかな?」
「……まあ、その…つまり、師匠は普段の素行が少々……」
「そのまんまじゃん……」
期待するほどの答えは出ず皆が普通にガンツに抱いている印象のままの理由に呆れつつ、騎士団指折りの実力者であっても、素行に問題があれば重要な位置に置くのは危険だと判断する騎士団上層部の公正な判断に、心の中で敬意を払うカナタ。
「と、とにかくっ! それは置いとくとして師匠が負ける事などありえませんから!」
カナタに突っ込まれムキになったベルタが慌てて師匠のフォローをする。それがかえってガンツの人物像が如何に酷いものかを語っていた。それと同時にまだ知り合って間もないが、冷静な印象のベルタが焦ることもあるのだと思うとそれがまたカナタのツボにハマってしまう。
「ぷっ」
「な! 何がおかしいのですかっ」
「いやごめん。あ、始まるよ」
「くっ」
ガンツとマフィタの様子は先程と変わらず同じ姿勢のまま舞台にいた。
観客たちはあれから黙ったまま二人を注目しているが、その目はすでに真剣なものとなっている。
静まり返ったホール中央ではシルビアが咳ばらいをし、再びその手をゆっくりと上げた。
「それでは。第二勝負を始めます!」
観客の息を呑む音だけが周囲に響き、それに釣られカナタも同じように息を呑む。
皆がシルビアの手に注目し、それが下ろされる瞬間だけを待ち構えていた。
それが分かっているかのように彼女もすぐには合図をせず、観客たちのボルテージをてっぺんまで上げようと焦らしていく。
そして、その高まりが最高潮に達した時―――
「はじめっ!!」
「「おおっ!!」」
二回目の合図と共にカナタを始め多くの観客たちの声があがった。
それは初回に敗北を喫したマフィタの本気が見えたからだろう。両者の力はひっ迫し肉と骨のきしむ音が舞台中心から発せられ、それぞれの腕には筋肉の誇張に押し出された無数の血管が太く浮かび上がり、小刻みに震える。
ミシミシという音が舞台を掴む手から聞こえ、両者の爪がそこへ食い込んでいく。
組み合った拳は観客の望んだとおりに左右に小さく揺れ、チカラ対チカラの境地をそのすべての傍観者へとアピールする。
息が詰まるとはこの事なのだろう。呼吸をするのも忘れた人々が一心にその二つの拳へと意識を集中させていく。
だがその高まった集中力は思わぬ結果で途切れてしまう。
「「ああっ!!」」
観客が一斉に叫んだ。
それは勝敗が決したわけではない。
短時間とは言え組んだ手のひらに汗が浮き上がったのか、両者の力は別のベクトルへと滑っていった。
「は、外れた!!」
誰よりも先にカナタが叫んだ。
元世界でもこれほど興奮して試合を見たことはなかった少年も、白熱する見知った相手たちの雌雄を決する勝負に心が躍り、見知らぬ人々と同じ時間。空間。感覚を共有した結果。彼らの声を代弁するかのように叫んでしまった。
「こ、この場合どうなるんだろ……」
「あっ! 見て下さい。あの傲慢な女給が女将と話し合ってますよ」
すっかり試合に熱中した二人の少年たちが言い争う事も忘れ、その勝負の行く末に意見を交わす。
中央舞台ではガンツとマフィタが汗で弾けた拳を拭いながらお互いを睨み合っている。ルール説明では引き分けを認めず、両者の力が尽きるまで試合を続行すると決められていたが、拳が滑って外れるほどの試合をマフィタ自身が経験しなかったため、それに関するルールは実質存在しない。
ベルタが指摘したとおりシルビアとシータの短い物言いが終わり、シルビアが再び舞台中央へと戻って行く。その挙動にすべて観客の目が注がれ彼女が口を開くまでは誰一人として口を聞く者はいなかった。
「お待たせしました。先程の思わぬ結果に対しましてダッヂ亭女将との協議の上……」
その答えを待つ舞台の二人を含め周囲の客たちの意識はシルビアに集まり、勝負の行方を静かに見守っている。
無論それはカナタも同じであり、
その華奢な手のひらには珍しくじっとりと汗がにじんでいた。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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作者のモチベが爆上がりし明日も頑張ろうって気になります。




