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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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ワイナリーに行こう! 山梨県甲州市 機山ワイナリー

先ほど通ってきたばかりのところを曲がる。


早乙女さんは、すぐに建物の門に車を入れて止めた。


「え?ここってワイナリーなんですか?」


「多分そうだね、小さいけれど看板が出ていたし。」


車を降りてよく見ると、建物の上に歴史を感じさせる看板が出ていた


”機山ワイン”




OPENの札が出ている。




入ってみるとちょっと薄暗い感じ。


人の気配がない。


カウンターをよく見ると、呼びだしボタンがある。




早乙女さんがボタンを押す。




すると女性の方が入ってきた。


「いらっしゃいませ。どんなワインをお求めですか?」


早乙女さんが何本か注文する。




包んでもらっているときに早乙女さんに小さな声で聴いてみる。


”ここのワインって飲んだことあるんですか?”


”いや、初めて”


”ではワインをどう選んだんですか?”


”適当・・・”


適当なんだ・・・


車に乗り込んでから、話してくれる。


「ここのワイナリーは聞いたことはあるんですよ。まぁ飲んだことはないんですけどね。」


「適当って・・・大丈夫なんですか?」


「まぁ、飲んでみないとわからないですからね。適当に買って試してみないとね。」


そんなものなんですか。




「さて、では次に向かいましょうか。」


「つぎはどんなところなんですか?」


「おしゃれなカフェですよ。」


「え?カフェですか?」


喉が渇いてきたからちょうどいいんですけど。意外な選択肢でした。

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