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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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車中にて

瀬戸さんは水色のワンピースに白いサンダル。

よく似合っている。

お化粧も含め、結構気合が入っている。

”でも、山道とかはだめだよね。”

ロープウェイに乗るという案をひそかに変更することにする。

自分の服装も、麻のシャツに白いパンツ。

スニーカーを履いているが、山登りには向いていない。

山道ではなくて、見晴らしの良いところ。

どうしようか・・・


「ところで、そこはフランス料理って聞きましたけどおいしいんですか?」

「そうだね。今まで食べたことのあるレストランで一番おいしいよ。」

「それは期待しますね。」

にこにこと笑う。

「夜ご飯は早めだし量も多いから昼ごはんは軽めにしましょうか。」

「そうしたほうがいいですね。」


「そういえば、行きにはワイナリーに寄らないんですか?」

「夏だからね・・車の中は熱くなるから行きに買うとワインが悪くなるからね。」

「なあるほど・・・では帰りに寄るんですね。」

「はい、何軒か寄っていきましょう。もちろんお土産屋さんにも寄りますよ。」

「はい、いちおう自宅にも何か買っていったほうが良いでしょうしね。」

親の許可をもらって旅行だから、お土産がないとまずいだろう・・・どうしよう。


それにしても、観光するところが思いつかない。

遊園地で遊ぶほど時間はないし・・日光とかに寄るには遠いか・・・


まぁ、まずは定番のあそこに行って、そのあとはロープウェイの乗り場近くにも展望台はあったから、そこに行ってみるか・・

そのあとご飯にしよう。






しかし、その時には途中に”あれ”があるのをすっかり忘れていた・・・

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