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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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待ち合わせ

瀬戸さんと待ち合わせた場所に向かう。

瀬戸さんの家の近くのコンビニだ。

最初は瀬戸さんは自分の家の前に迎えに来るように言ってきたのだが、流石にそれはお断りした。

泊りがけの旅行に行くのにご両親に合わせる顔なんて無い。


コンビニに行くと、瀬戸さんはもう待っていた。

10分以上早く着いたのだが。

「おはようございます。待たせましたか?」

「おはようございます。いま来たところですよ。」

本当だろうか?

「暑いでしょうからまず乗ってください。なにか飲み物を買ってきましょうか?」

「いえ、大丈夫です、麦茶を買ってきましたので。」

準備が良いな。

「では、行きましょうか?」

「はい、今日はよろしくおねがいします。」

ニコニコと笑う瀬戸さん。

助手席のドアを開け、瀬戸さんをエスコートする。


「そういえば、何かあったんですか?」

「何かって?」

「いえ、なんとなくですが・・」

「大したことじゃないんです。後で話しますね。」

車を発信させて、目的地に向かう。

この間の嫌なことは、今日の夜のごちそうで帳消しにすると決めている。

まぁ、あのホテルの食事は絶品。間違いなく期待に答えてくれるだろう。

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