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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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カフェにて

ミキと美月は日曜日にカフェでお茶をしていた。

「それで、その後早乙女さんとはどうなの?」

美月にカマをかけてみる。

すると、暗い表情になる美月。

「あれから何もないんだよね・・まぁ私もあまり連絡していないんだけれど・・・」

「ふうん、じゃあ、自然消滅ってやつ?」

まだ付き合ってもいないはずではあるのだが。

「それは、絶対にヤダ。」

この娘がそんなに男性に執着するのは珍しい。というか初めてである。

窓の外に目をやりながら、美月がつぶやく。

「でも、どうしたらいいのかわからなくて・・・」

まぁ、恋愛経験ゼロだからねえ。

そういう私も、この間はものの見事にスルーされてしまった。

本当に彼女はいないのだろうか?

いっそのこと既婚者なのでは?

「どうしたらいいと思う?ミキちゃんは連来経験豊富なんでしょ。」

「まぁ、深く考えずタイミングが来たらぐいぐい行けばいいんじゃない?」

適当に言って見る。

私だってあの男を落とすのにどうしたらよいかわからないよ。

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