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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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美月vsミキ ②

えぐえぐと泣きながら、高校時代からの親友から電話がかかってきた。

「ミキちゃん・・・どうしよう・・・」

泣きながら話してくる美月。

一体何があったのやら。

「今日は待望のデートだったんじゃなかったのかい?何があったんだ?」

「うう・・・もうだめかもしれない・・・」

「おや。振られたのかい?」

「そうじゃないけど・・・・」

「じゃあ、何があったんだ?」


なかなか要領を得ない話だったが、つまるところ

「どう扱っていいかわからないって言われた・・・・めんどくさい女って思われたかも・・・」

「おいおい、付き合ってからそんなこというのかよ。」

すると、こんなことを言った。

「え・・・まだ付き合ってないと・・・思う・・・」


は?


「何度か、泊ったんじゃなかったのかよ?」

「2回くらい泊ったけど・・・何もなかったよ?」


聞いてはいたが、ほんとに何もなかったんだ。

まじかよ


「まぁ、まだチャンスはあるんじゃない?」

適当なことを言ってごまかす。


へぇ・・・まだ付き合ってないんだ。

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