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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第2章
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シャトー・ホンジョー 桜ロゼ

 今夜も、洋子は“いい天気“に来ていた。


「おや?プロジェクトがスタートって言ってたけど余裕だね」


 常連客がからかってくる。

 通常、プロジェクトの開始の頃はプロジェクトマネージャーはこなさなければならないタスクが多く、ものすごく忙しいのだ。

 彼も、開発関係の仕事のようなので詳しいのであろう。


「それが、要件が全然できてなくて始まんないのよ」


 そう言いながらタブレットを見て、スタイラスペンを走らせる。



 実は仕事中なのだ。

 メールできた資料に、赤字でコメントを大量に書き入れている。

 

 飲んでいるワインは・・・



 山梨県甲州市 シャトー・ホンジョー 桜ロゼ(辛口)

 

 ロゼなのに辛口でスッキリした味。

 桜の季節なのでピッタリである。



 ひととおり資料に目を通し終わると、メールを送信した。


「そんなだと・・・炎上間違いなしっぽいね」

「私に回って来る仕事はそんなのばっかりよ。ほんと勘弁してほしいわ」


 そう言って、ワインを飲む洋子。

 ストレスが溜まる一方である。


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