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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
1.5章 閑話 家飲み小話
225/268

サンサンエステート 柿沢シャルドネ ネイキッド 2018

 今日の夕食は、鶏のささ身のから揚げである。


 ささ身を叩いて平たくしたものを、醤油・酒・ニンニク・ショウガでしばらく漬け込む。


 それに衣をつける・・・衣にマヨネーズを混ぜるのがコツ。

 マヨネーズの味もそうだが、脂分によってカラッと揚がる。



 それに合わせるのは・・・


 長野県塩尻市 サンサンワイナリー

 サンサンエステート 柿沢シャルドネ ネイキッド 2018


「うわぁ、おいしそうです」


 早乙女健司が揚げている唐揚げを見て、美月が嬉しそうに言う。


「もうちょっと待ってて、その間にサラダの準備をおねがい」

「はあい」


 出来上がった唐揚げは、ちょっと味が濃かった。

 だが、さっぱりとした良く冷やした白ワインにとてもよく合う。


「それにしても、ずいぶん沢山のささ身を買ったんですね」

「これは、ふるさと納税の返礼品だよ。このワインもふるさと納税の返礼品なんだ」

「へえ・・・そうなんですか・・・」


 美月は感心している。


 が・・・


「で、いつのまにかワインセラーにワインが増えているようね?どれだけ頼んだのかしら?」


 う・・・鋭い。

 最近、ついつい頼みすぎてしまったことがバレていたのか。

 

 さすがに胡麻化すこともできず、正直に告白する健司であった。

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