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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
210/268

やまふじぶどう園 たけなわ 2018

 今日の夕食はハンバーグ。

 牛ひき肉と玉ねぎで作る。


 そのハンバーグのソースは…

「やはり、ソースには赤ワインじゃないとな」


 選んだワインは


 富山県富山市

 やまふじぶどう園 たけなわ 2018

 メルロー100%のワインだ。


 赤ワインソースを作って、完成。


 テーブルに持っていく。


「あ…ワインを開けたんですね」

「う、まぁいいでしょ?金曜日だし」


 グラスにワインを注ぐ。

 軽やかな香りの中に木の香り。


 口に含むと、タンニンを感じる。

 だが、重すぎるほどではない。


 軽やかな感じでおいしい。


「木の香りがしますね、樽の香りでしょうか」

「いや、なんでもオークチップで香りをつけているらしい」

「そんなことするんですね」


 ラベルには、たくさんの男女がパーティーを開いているかのような絵。


「よく見ると、猫がたくさん書かれてますね」

「あ、ほんとだ」


 このワイナリーは猫が好きなんだろうか?

 いや…猫のラベルのワインは世界でも多いな。


 ワイン好きは、猫好きが多いのだろうか。

 そう思いながら、もう一杯注ぐ。


「あ…それが最後ですよ」

「…わかってます」


 次の検査では、数値が良くなっていないと困るなぁ。

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