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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
199/268

シャトー・ホンジョー 甲州かもし アンティーク 2019

 グラスに注ぐ。透明で美しい橙色。


「これは、綺麗な橙色ですね」


 今日飲むワインは

 山梨県甲州市 岩崎醸造株式会社

 シャトー・ホンジョー 甲州かもし アンティーク 2019


 今流行りのオレンジワインだ。

 ラベルの絵も美しい。富士山の絵。



 年度初めということで、健司も美月も仕事が忙しい。

 今日は、やむなくスーパーの総菜で夕食を済ませることにした。


 合わせるワインとして、オレンジワインにしてみた。


「なにか、すがすがしい香りですね」


 グラスに注いだワインの香り。

 華やかさもあり、複雑ではあるのだがさわやかな香りだ。


 口に含むと・・・

 

 ちょっと驚きの味。


 オレンジワインらしいコクも味わいもあるのだが。

 舌に広がっていった後、キレが良い。


「これ・・おいしいですね。

 まるで、さわやかな風が吹いていくようなかんじです」


「なるほど、いい表現だね。まさしく高原の風のようだね」


 なにか、さっぱりとした味わい。

 もちろん、オレンジワインらしい複雑な味と酸も感じるのだが。

 その後味のキレの良さが心地よい。


「これ、本当においしいですね。また飲みたいです」

「う・・・」


 限定1300本とラベルに買いている。

 まだ購入できるだろうか・・・?

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