表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
193/268

シャトー勝沼 シグナチャ― メルロー2018

 今日の夕食は、豚の生姜焼き。

 春キャベツの千切りをたくさん添えている。


 それに合わせるワインは


 山梨県甲州市 シャトー勝沼

 シグナチャ― メルロー2018


「このワイン、この間飲んだのと同じメルローなのにずいぶん違いますね。

 こちらは、なにかとっても優しい感じです」

「そうだね、香りも味も柔らかい感じがするね」


 ライトボディの赤ワインである。

 香りは芳醇だが、優しいタンニンのせいだろうか。


 とても、優しいふんわりした感じがする。


「ブドウの種類が同じでも、結構違う味わいなんですね」

「そうだね、ワイナリーによっても違うしね。ブドウが取れた年によっても結構変わるからね」


 健司と美月。

 もうすぐ婚姻届けを提出する予定である。


「健司さん。結婚式は別にやりますけど、婚姻届けを出したらお祝いしませんか?」

「そうだね、二人だけでもお祝いをしよう」


 二人よりそう幸せな時間。

 二人を優しいワインの香りが包むようであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ