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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
183/268

スズラン酒造 やまとなでしこ 2016

(注:時間的に多少前後しますことをお許しください)


「そろそろ桜の季節だね」

「そうですね、また小川町の武蔵ワイナリーに行きたいです。あそこのch核の山々の桜はきれいでした」

 美月が、嬉しそうに言う。

「あそこは山あいだから、もう少ししてからかもしれないね。それにしても美月は、阿蘇のワイナリーが好きだね」

「はい、あの小川小公子と言うワイン美味しいですからね」

「小公子という品種は山ぶどう系だけど、濃厚でおいしいよね」

「小公子以外でも、山ぶどう系のワインってあるんですか?」

「そうだね、ヤマ・ソービニョンとか、富士の夢とか、旅路とか。ほかにもいろいろあるね」

 ヤマ・ソービニョンはかなり一般的になってきている。

 健司のワインセラーにも、サンサンワイナリーの山ソービニョンが保存されている。

「山ぶどう系って、変わった名前のブドウが多いですね」

「そうだね。やはり日本人がつけると、なにやらロマンチックで和風な名前になりがちだね」

「他に、変わった名前のブドウとかないですか?」

「あぁ、それならば一つ珍しい名前のワインがあったね」


 山梨県笛吹市

 スズラン酒造 やまとなでしこ 2016

 

 その名の通り、”やまとなでしこ”という山ぶどう系のブドウを使ったワインだ。


「このワインも、濃厚でしっかりした味わいだね」

「へえ・・今はないんですか?」

「う・・・また今度買いに行こうか」

「はい!、ぜひ行きましょう」



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