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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
172/268

シャトーメルシャン 椀子シャルドネ ミッドナイト・ハーベスト 2019

 引っ越し次いでにもらってきた婚姻届け。

 いくつかの項目で悩んでしまう。


 一つは、新しい本籍地。

 もう一つ・・証人の項目。2名必要。


 ネットで検索したところ、よくある例としては両方の親とか親しい友人が多いらしい。


 美月と話し合った結果、友人にお願いしようとなった。

 美月は、親友の高橋ミキに依頼する。

 そして、俺はお世話になっている先輩にお願いした。


 先輩からは二つ返事でOKしてもらえた。


 そこで、美月と二人で先輩の家に訪問することにした。

 手土産に何か持って行かないといけないだろう。


 奥さん用にお菓子を購入。

 あとは、先輩に・・・ワインは先輩に教えてもらったような物。なのでワインを持っていくことにする。


「どれを持っていくんですか?」

 美月と話し合う。

「これなんかどうです?」

 美月の好きな武蔵ワイナリー。そてもいいけれど。

「こっちなんかどうだろう」

「あ、この間買ってきたワインですね」

 美月と一緒に階に言ったワインである。

「いいんじゃないでしょうか、赤も白もありますし」



 選んだワインは・・・


 長野県上田市

 シャトーメルシャン 椀子シャルドネ ミッドナイト・ハーベスト 2019

 シャトーメルシャン 椀子メルロー 2017


 特に、椀子シャルドネ ミッドナイト・ハーベスト はワイナリー限定でしか買えないので貴重だ。


 私も飲んだが、柑橘系の香りと共に香ばしい香り・・・ラベルには焙煎したコーヒーの香りとある。

 さわやかな酸味のあとに少しの苦み・渋みその後にフルーティーさ・・・複雑に変化する味も素晴らしい。


「これなら、先輩も喜んでもらえると思います」


 結婚すると告げると、先輩は嬉しそうだった。先輩にもいろいろ心配をかけてきた。

 先輩も新婚なので、その話も聞けるかもしれない。

 会うのが楽しみである。

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