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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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閑話(七夕SS) やまふじぶどう園 ほしあつめ2018 

いいところで、閑話を入れてしまってすみません。

一年後はこんな関係になっていると思ってください。

「こんばんわ。」

「おう、いらっしゃい。」

もうチャイムも鳴らさず勝手に入ってくるようになった。

その手にはエコバッグを持っている。それを見せながら

「おつまみを買ってきましたよ。」

「へえ、それはうれしいね。なにを買ってきたの?」

「白ワインと聞いたので、真鯛の刺身にしました!」

「いいねえ、カルパッチョにしようか。」

「わぁ。楽しみです。」

残念ながら、まだ料理はしたがらない。

それにしても、つまみを買ってくるときは刺身が多い。

自分は生魚が食べられるとのアピールだろうか。


「今日のワインは何ですか?」

「富山県富山市にある、やまふじぶどう園のほしあつめというワインだ。」

ソービニオン・ブランで作られた白ワイン。

香りがよく、さっぱりとしたのみ味で、適度な酸が心地よい。

きっと真鯛にも合うだろう。

「ほしあつめ、ですか。七夕に合わせてですか?素敵な名前ですね」

「いやあ、星が集まらなくてね」

「はい?」

「なかなか星が集まらないんだよ」

何を言っているか理解できなくて、困った顔をしている。


「まぁ、まずはおつまみを用意しようか。すぐにできるよ。」

「はあい、手伝いますね。」

真鯛のカルパッチョと白ワイン。

とても素敵な組み合わせだった。


嬉しそうに食べる、瀬戸さんを見る。

さて、この組み合わせはどうなんだろうなぁ。

ほし 集まらないですね

実力不足なんでしょうけど

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