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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
155/268

IKEDA Winery プレミアム キュヴェ 樽熟 2018

 段々と春の気配が感じられるようになってきた。

 暖かい日と寒い日が数日おきにやってくる。

 三寒四温というやつだろう。


「今日は比較的温かいですね」

「そうだね」

 美月とスーパーに買い物にでかけながら話す。


 スーパーの野菜売り場で、春の野菜が目につくようになった。

 春キャベツ

 新じゃがいも

 菜の花


「今日のご飯何にしましょうね〜」

「そうだね、春の野菜を使おうか」


 まだ寒い中、春を感じられるメニュー。

 春キャベツと新じゃがいもを使ったポトフ。


 作るのはかんたん。

 キャベツと人参を大きめに切る。

 じゃがいもは皮をむいてもむかなくてもいいけど・・・

 今日は皮をむこう。

 玉ねぎ・ベーコン。ローリエも入れる。

 コンソメを入れて煮込む。


 最後に菜の花を入れたあと、塩と胡椒とオリーブオイルで仕上げ。


 春野菜のポトフの出来上がり。


 合わせるワインは

 山梨県甲州市

 IKEDA Winery プレミアム キュヴェ 樽熟 2018


 白い紙に包まれて、その上からラベルが貼ってある。

「ここって・・・ワンちゃんがいたところですよね」

「そうだね、おっきな犬だったね」

「可愛かったですね〜」


 飲むと、甘みとその後に来る爽やかな酸味。。

 樽の香りは控えめだけど、複雑さを加えている。


「野菜に合いますね〜。フルーティで美味しいです」

「なかなか、さっぱりして飲みやすいね」


 素晴らしいワインだった。


「また、行きたいですね」

「そうだね」

 春になって、暖かくなったらまた行ってみよう。

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