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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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ワインに合わない食べ物

「健司さん、こぶ出汁以外にワインに合わない食べ物ってあるんですか?」

「そうだねえ・・・個人的に合わないと思っているのは生卵だね」

「生卵ですか?でも、生卵って卵かけご飯以外ではあまり食べないですよね」

「そうだね。でも、生っぽい半熟卵とかは合わないかもしれないから気を付けないとね」

美月は想像した。

でも、合わない理由がよくわからない。

「なにが合わないんでしょう?」

「多分、生の白身が問題だと思うんだけど。生臭く感じるんだ」

「そうなんですか・・」

「だから、黄身だけならいいかもしれないね」

「他にも、合わない食べ物ってあるんですか?」

健司は、ちょっと考え込んだ。

「前に聞いたことがあるのは、数の子だね。ほかにも魚卵関係とか。実際にワインに合わせて食べたことはないけれど。」

「魚卵は、合わないんですか?イクラとかも?」

健司は苦笑して言う。

「実際にやったことがないのでわからないけど。イクラなんか合いそうなんだけどね」

「そうですよね?白ワインとか」

「まぁやったことはないのでわからないけど。やっぱり生臭いのかな?」

「キャビアとシャンパンなんて、よく聞くんですけどね」

「あとは、魚の干物も合わないと聞いたことがあるね。野菜だときゅうりも合わないらしいね」

「へえ・・・でも・・」

「でも?」

「どれも、日本酒には合いそうですよね?日本酒とワインに何か差はあるんでしょうか?」


健司は、うーんと考え込む。


「確かに・・日本酒だとどれも合うね。何が違うんだろうね?」

「それじゃあ今度、日本酒とワインで比べてみましょうか?」


うん、それは・・・悪酔いしそうだね。

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