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日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
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ドメーヌ・テッタ カベルネ・フラン 2019

「うん、おいしいよ。ありがとう」


今日は、なんと美月がご飯を作ってくれた。


ひそかに料理教室に通っていたらしい。


陰ながら努力していたんだね。


本当にうれしい。




合わせたワインは、




岡山県新見市 ドメーヌ・テッタ カベルネ・フラン 2019




「ラベルのイラストがかわいいですね」


ん?かわいい?


ブサ可愛いというんだろうか? イノシシのイラストが描かれている。


グラスに注ぐと、複雑な香り。


口に含むと、酸と苦みとその後に来る果実味と・・・


ピリッとするこの感覚。




「これって、炭酸は言っています?」


美月は、味覚が鋭い。


グラスを見ると、細かい気泡が付いている。


「炭酸が含まれているみたいだね。本当に少しだけど」」


この味、日本料理にも合う。


「それにしても、本当においしいよ。ありがとう」


「えへへ・・ほめてもらえるとうれしいです・・・」


甘えてくる美月。




なんだかんだと言って、頑張ってくれている恋人を持つ私は幸せなのだ。






さて、食後の洗い物は私がやるとしますか。



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