表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日本ワインに酔いしれて  作者: 三枝 優
第1章 健司と美月
11/268

ワイナリーに行こう! 長野県塩尻市 サンサンワイナリー

「うわぁ、眺めが良いですねえ」

塩尻インタチェンジを出て右に曲がり、しばらく走った右側。

そこにはおしゃれな外観のワイナリーがある。

今回の一番の目的地。

サンサンワイナリーである。


高台にあるこのワイナリーの駐車場からは葡萄畑の斜面が見渡せる、とても眺めの良い場所だ。

「さて、ではショップに入りましょう。」

「へぇおしゃれなんですね。」

ショップの中は明るく、ワインに合いそうなお土産とたくさんのワインの瓶。そしておしゃれなレストランも併設されている。

まだお昼には早い時間なので、ここでは食事はしないけれど。

「たくさんワインがあるんですね。迷ってしまいます。」

「ここのはどれも美味しいですよ、でも試飲もさせてもらえると思いますよ。」

店員が笑って案内してくれる。

カウンターになっている試飲コーナー。

「どれかおすすめはあるんですか?」

「じゃあ、サンサンコンコードガーネットなんてどうかな。試飲できますか?」

「もちろんですよ、こちらになります。」

「あ、私は運転するので飲めないです。彼女にあげてください。」

にっこり笑った店員はグラスにちょっとだけワインを入れて彼女に手渡した。

「へぇ・・・」

受け取った、瀬戸さんがちょっと口をつけると、目を見開いて言った。

「これすごい!葡萄!葡萄感がすごい!」

「美味しいでしょう。これはコンコードという品種の葡萄で作ったワインですよ。」

このワイン。値段も手頃なんだが、他では味わえないワインである。

まさに果実感あるれるワイン。

「美味しいです・・このワイン買っていこうかな。」

瀬戸さんも気に入ったようである。

「早乙女さんはどのワインを買うんですか?」

「あはは・・・私はね・・」


瀬戸さんは、結局コンコードガーネットを買った。

私は・・・・


段ボール箱2つを店員に運んでもらい車のトランクに入れてもらった。

「たくさん買うんですね・・・」


瀬戸さんにはちょっと呆れられただろうか?

「買い出しが目的だからね。ここは大好きなワイナリーなのでいろいろ買ってしまうんですよ。」


と言っても、塩尻でのワイナリーはまだ1軒目。

次のワイナリーは・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ