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52)月よ、あなたに

本当に、書きたいことがあって書くことが、あまりないのだろうか?

最近、そんなことを考えている。

とくに、この詩は、なにを書きたいのか、今から記憶を辿ってみても、わからない。

ただ、かってやったことがあるが、この詩の「月」の部分を「蛇」にすることも可能だった。

さらには、「虎」でも「猫」でも「風」でも、どれを入れても良い。

良い、って、自分で思っているだけのことかもしれないけどね。

とにかく、本文、お読みください。

今日は、「月」でね?

でわ。

月がめざめ

わたしをみるのだ

床にこい影でぬいつけている

つまらない、というと

じゃあまたね、

手を振ってバイバイと西へ


そのひかりが

さやさや 音をたてて

わたしの足の爪を削ろうとする

だれよりもちかくにいる

だれよりもとおくで笑う

月の目元がキラキラする

どうしようもない

好き、が、

さいごまでとまらない夜


なにひとつ

叶えられない聖杯が、

わたしに厄災を

よんでしまったようだ


月が、

この街の

ドブ川のなかで走ったとき


月よ、

わたしは

あなたになったのだ







お読みくださりありがとうございます。

実は、いろいろ思うところありまして、今日以降、毎日更新はお休みするかもしれません。

それこそ。

『また、お会いできる日を楽しみにしています。』やね?

でわ。

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