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109)生きるための《愛》がすべてじゃない



いなづまの

黄金きんの怒りをみつめた夜

あいみたがいの、手首をきってた


なんとなく

生きてたとも

それが悪いとでも?



宇宙の果てを

宇宙の始まりを

知ることなく


新世界の片隅で

偶像は

新世界の扉の向こうに立つ

暗闇の私を

堕とそうとする

まだ堕ちるところなど

あると?


それでも

生きるための

つまらない夢を

そっと

胸とくちびるに

大事に大事に

残しておくこと


空は


似ても似つかない

背を向けた君の

呼吸を

硬い気持ちを

知っておきたいと願って


光をただ

求める



その意味の

《生存のため》を剥がし取り

たがいの手を取りそこからが《愛》


意味もなく

見つめ合ってた

それが《愛だ》とでも?









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