80)宇宙(そら)よ
まえに、投稿してたかと思ったけど、してないみたい。恋バージョンは、みつかったけど。
でもたぶん、『ものをかたる夢』あたりには入ってるんだろうけど。
まぁ。
こっちは基本『40以上読んでいただいた詩をよりぬいて投稿する、よりぬき秋さん』ってコンセプト(コ、コンセプトって。なに言ってんだ、トチ狂ったか?)でやってるもんで。
生きてるだけで、丸もうけ。
ってのは、その昔、明石家さんま師匠が、使ってて、とても好きな言い回しだったので、ちょっと(てか、ほとんど)お借りしました。
それもこれも、みんなみんな、許していただけたら、幸いです。
許さない、って言っても、知らないけどね。
ハハ。
生きている
だけでいいんだまるもうけ
もしも食べずに生きてられたら
そんなわけ
じつはないからがんばって
泣かないように慎重になる
星降る夜
昼間に降った雪のせい
滑って転んで一人で笑った
特別に
許してあげる笑うこと
満月、あなたは優しくみえるし
この部屋へ
射す月光の冷たさの
なかにかくれた優雅に甘える
微笑みを
絶やさず夢をあきらめず
いちばん優しく吹く風が君
わけもなく
イヤと言ってたわけじゃない
かまって欲しくて、泣くマネしたけど
風、歌う
この橋、渡る、絶望の、
《ムンクの、叫び》が、聴こえた、気がした
川べりを歩いたむかしの想い出に
残ったままのポカポカ陽射しよ
音を立て
あなたに気づいて欲しい星
できないから目に
焼きつこうとする
寂しさの
数だけ星になるのなら
こんな夜には、足りない、宇宙そらよ
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




