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88)黄昏どきのひどい嘘


夕日が見える大きな橋で

君は川面を眺めて頬杖ついている


その背はまるで罪を背負っているようで

君はその黄昏どきに凍っているようだった


孤独は冷たく星の姿をして流れ落ち

ひとすじの涙みたいだと思ったのか


うすい赤色の唇が白い嘘を吐き出す

『しあわせな蛇をかつてみたことがある』


それでその蛇についていこうとして

置いてけぼりで泣いていたというひどい作り話


その嘘のことを大切な想い出のように話す

夕日を眺めている君の横顔をずっとみている











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