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61)翼(あっ、あたしのことだよ?)、猫ムスメにおとされる


猫なんて、べつに好きなんかじゃなかった。

じっさい、道端出会っても、にらみ合ったり

威嚇されたり、無視されたり、逃げられたり

べつに猫に触れて(気持ちの話)、

なにかいいことが起こったことなんて

かつていちどもなかった気がする。


特に、あのふてぶてしい黒いのとかみた日には、

いやぁな気になることも、しばしばあったよ。


子供の頃から、大人になっても、

それは変わらない。




ただ、猫ムスメにあってしまって、

こころ、その子に奪われちまって、

そっからこっち、

そこいらで出会うドラとか飼いとか

どんな猫さんも、

あの猫ムスメの眷属なんだと思うと

かつての冷たい態度を謝りたいくらい、

愛おしくなってしまっているということ。

嘘みたいで、信じられないよ、

自分のこころながら、

どうしちまったって、いうんだ?

これじゃあ、まるで、洗脳じゃない?

いい加減に、しなきゃ、ね?

それもこれも、

みんな、猫ムスメが悪いんだ。

悪いんだからね?

責任とってよね?

羽川ミカサ、おまえのことだよ?





これ、分かる人には分かる『羽川翼』さんに惚れて惚れて惚れぬいていたころ書いた詩。

だから、お名前お借りしてますけど、実は連作ものだったりするのです。


ひっくるめて投稿してたはずなんですけどー。

いや、ゴメンなさい。

人任せになっちゃ、ダメですよね?


ハハ。

頑張って探してみます。


最後までお読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。







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