63)たどり着いたら、七夕の願いとやらが叶うなら
こ、この、真冬に、た、七夕の詩って!
これだから、『よりぬき』ものは、イヤなんだ。
とのご意見もございましょうし、ごもっともとも存じ上げますが、まぁ、そこは大目に見てくださいよ。
ね?
ちょっと、馴れ馴れしい?
そりゃまた、失礼、いたしました。
かしこ。
だから、そこは、かしこ、じゃ、ねーわ、って、何回いったら、わかるんだい?
ちゃんと、
わかりましょうって。
私たちは、
やって来る七夕の日に
一年間
宇宙を旅して
やっと出逢える
星達のような、
ふたりなんですよ?
ちゃんと、
わかって
いますか?
その奇跡の一夜、
夢の部屋で
愛をたしかめあうさだめのこと。
やわ肌が
女神のあたたかさで
そのこころにすがりつく夜なら
思わず、
希望を探す、
悲しい猫の声で
泣いてしまうのでは
ありませんか?
なんかもう、
すべてを棄てて、
裏切って、
もひとつオマケに
髪切って、
だれかに首すじを
齧られそうな
怖さを感じて
そんなデタラメ満載
ちょっと、もう
絶望、
忘れられないほど、
罪、無限、
ですかね?
ねぇ?
たどり着いたら
七夕の願い事が叶う夢でも
みていましょうか、
ねぇ?
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あ、これって、ガールズラブのうただったりします?
読み方はご自由に。
とだけ言っときます(にた〜っ)(って、やらし〜な〜)。
もう!
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




