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57)青い宇宙観
真っ直ぐに生きて
突っ立っているのは
お天道様に恥じない自分であれと
教えられたから
骨がガラガラと鳴るだろう
白い雲の流れる形に
軽めの憧れを持って生きて来た
青空の下
後悔しない真っ直ぐな瞳を
貫き通せることが
一番大事な
生きる意味なんだ
開けっぴろげな宇宙観のなか
ひとりっきりで
迷わずに生きていかなくては
まるでシロナガス鯨みたいな
大きなかたちをしたままで
生きる
青空の下
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詩、ってさ、短いのもあるよね。
削るように言葉を選んだりすることもあるものね。
私のは、そうじゃないけど。
でも、その中で、200文字を切る短いけれど、素晴らしい詩もあると思うんだ。
私のは、そうじゃないけど。
そんな人のそんな詩のために、200文字制限は、取っ払うべきではないでしょうか?
と、毎回グダグダいいたくなる。
私のはそうじゃないくせに。




