54)冬野過ぎゆく時、死す(冬の百合系なのですよ)
この詩を投稿しようとして、驚いたのは、まさしく今日の0時に2件のアクセスがあったこと。
ほら、以前はさ、自分で見てみてもアクセスしていることになってたから、なるべく『ホーム』の『投稿済作品』で詩を探してコピペしてたもんだから、こんなことあったのかどうかもわからないのだけど、けっこうレアな体験なのかなぁ、と、ちょっと嬉し恥ずかしい感じ、さ。って、照れてる、照れてる。
まぁ、それはそれとして。
では、本文、お読みください。
でわ。
冬野過ぎゆく風、
冬枯れのしろい空
痩せた私のこいびとが
その空をみあげて武器を振りあげる
冬野過ぎゆく風、
どんな性にとっても
哀しい事故も受け入れる
力を持たない空っぽの拒絶の色合いを知っている
冬野過ぎゆく風、
なにもそっと消えゆくために
心友こいびとの命をすり減らすのではなく
この街のど真ん中の川を流れている
とうろうの灯りにもにた
正しいこころの灯りを
むごんでながめながら
そこに流れる哀しみを
心に刻まれた野性の息で吹く
金と銀の笛の音を聴こう
冬野過ぎゆく風、
行きたくても行けない場所に行く
けれど、それが、死ではなかったのか
お読みくださり、誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




