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39)あの娘のこどくな微笑みを美しいと思ってしまった僕は

39)なのに、ここに入れてごめんなさい。


とか、この詩に関しては、謝る気持ちは毛頭なくて、逆に、なんでこの詩が、39)やねん、と毒づきたい気分です。


つまり、ホント、個人的な想いで申し訳ないのでが、この詩が、大好きなんですよ。


それは、人それぞれ、好みや傾向はあるのでしょうから、この投稿現場で、私の詩なんてかえりみられないただの駄詩扱いされたとしても(それこそ、どこでそんな扱いされたとしても)、べつに不快だけど、そんなに深くは傷つかないのです。


なら、それでいいじゃない?


なら、それでいいんだけど、今日の詩、みたいなときに、ちょっと困るのよ。


これだけは、認めて欲しいと思う詩、さえ、認めてもらえなかったら、悔しいじゃん。


そういうこと、なのよ。


たとえばべつの投稿シーンで、一票も賛同もらえない短歌を書いていてもね、なんかそれは「お題」に対する姿勢が悪いだけだしね、とか落ち込みそうな心を慰められるのよ。

(とか言いながら、自由詠み、のときに評価が低いと、泣きそうにはなるんですがね)


ま、閑話休題。


だから、そんなに数多くない、私がどうしても「この詩は、いいでしょう?」と嫌がられても推したい詩の一つなのです。



この詩。



そういえば、まるで覚えていないけど、あるタグをつけてるだけで100以上読まれてる詩なんてのもあったなぁ。


てか、いま、この「小説家になろう」で悪役令嬢ってタグつけてタイトルにも入れれば、「詩でもね」千のアクセスもらえたらするから、この詩もそんな形で再投稿しちゃおうかなぁ、とか、悪魔の囁きには耳をかさず。


ええ。

飛び道具は、逆に自分を卑しめることになることだけは忘れずに、面白、可笑しく、やっていきますわよ。


って、最後は、悪役令嬢っぽいセリフまわし、とか?



僕には、聴こえたんだよ、あの娘の

こころの(それこそ、まごころ笑、の)、

声が。


───────────────────────


あたしにはまごころしかないけど、

じぶんでじぶんを信じてあげるわ


もう、いいんだ

理屈なんかじゃないんだ

あたしがあたしを知っている


ほかには、

なにもないから


ひとりぼっちの寂しさや悲しさは

それはいくらかあるとしても、さ


一晩ねむれば忘れられるわ

忘れなければ、つらいおもいで、

忘れ薬で、忘れてしまおう


あたしは、空っぽじゃない


きよほうへんで、こころが、揺らぐし、

人の悪意で、傷つくし、

人の憎しみ、こらえきれずに

崩れ落ちちゃうときもある


でも、そんなときも、

じぶんをてばなさないで

ちゃんと立ち上がれなくても

ず〜っと前をみて

前だけをみて

じぶんをたもちつづけていられるのは

いつまでも、ぜったいぶれない

えいえんに、ぜったいぶれない

(それは、死ぬまで、かもしれないし、

(それこそ、死んでも、かもしれない

こころをもっているから


そして、

そこにあるこころがまごころなんだ


けさ起きあがって

朝日が射しはじめるこの街をみおろし

よし、生きていこう、とおもえているのも

そのこころのおかげなんだ


それを信じるんだ



あたしにはまごころしかないから、

じぶんでじぶんを信じてあげるわ



───────────────────────


その声が聴こえた(?)から、

彼女をガン見してしまったとき、

目と目があった瞬間、


こどくを顔にはりつけたまま、

微笑ったんだよ、

その微笑みを、

(美しい)

と思ってしまったんだ


だから、僕は、

こんどは彼女の

いっぺんのかげりもない笑顔を

みてみたいと願うんだ


僕のなにもかもを、

捧げても、いいから

僕のちっぽけな未来など

くれてやるから、

彼女のまんめんの笑顔を

みてみたいんだと、祈るんだ






お詠みくださり、誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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