321/714
(42)冬に訪れるもの、クリスマスの嘘? 3
3
うまいこと 言うなよ私は信じない
私は立って、あの人だけ待つ
どれくらい 忘れてほしいと思われて
嫌がられてもだめなんですよ
好きで好きで
この好き止まらない限り
こぼした希望をすすって みじめに
もう知らない 死んだあなたに会えないと
理解はするけど納得できない
だめだから 同じ悲しみ 持ちあって
ふたりでひとりと思ってしまった
デメキンとあだ名されたと言ってたね
そんな大きな素敵な眼だものね
おいデメキン いちどいってみたかった
おいでめきん、愛してやるぜ、そばにきな
ウソ ウソ ウソ 言ってみただけ許してよ
叩かないでよごめりんこする
夢の中怒りもしないね夢の中
何も起こらず好きだけ募るよ
あーそうか
会いに行けばいいんだね
会いに行ってはいけないの?
でもおかしいや
私のことを好きじゃないなら
私が死んだってどうだっていいでしょう
それを止めるのは私のこと好きだから?
それとも地獄(むろん、地獄でしょ?)にまで
会いに来るなって、
うざいからとか
はは
あなたねー
あなたツンデレここに極まれり




