46)あなたの笑い声にくるまれて
こういう軽めのものがいいよね?
読みやすいし、あまり真剣にならずに済むし。
私は今はもうなんだか書くべき詩をおそらく見失ってしまって、この場所で少しでも多くの人に私の詩を読んでいただきたくて、それさえ入れれば興味を持ってもらえる(と、軽く信じた)『悪役令嬢』って名前をもてあそんだ詩を作ってみたり。
それも、一つだけじゃなくて、三つも作ってみたりした。
イメージとしては、昔の詩をほぼそのまま、悪役令嬢ってタイトル入れて投稿しただけだったりするのだが、詩としては、それで過去最高のアクセスしていただいたりして、我ながらそのあざとさというか、みっともなさに、ちょっと、なんだかなぁ、の気分になったりして。
だから、今日みたいな、なにやらくっちゃべってるだけみたいな『読んで欲しいオーラ』が全く出ていない詩がとても愛おしいよ。
って、自分で自分を愛おしいって、はっきり言ってちょっときしょいんですけどね?
つい、さっき、聞いたんだけど
もう一度あなたの笑い声を聞きたい。
聞いているこちらが幸せになる
ここまで好きになることができる
明るい笑い声なんて
そんなに簡単にみつからないものさ。
だから、もう一度あなたの笑い声を聞きたい。
たとえば、それはあたしが疲れ果てて
もう恋なんてしないと穴熊の唸り声で
この心を引っ掻いているときでも。
聞いてるこちらも、
クスクスと、
笑い出さずにはいられない、
あたたかくて、美しくて、忘れがたくて、
心に茜色の灯りをともす、
世界で1番やさしい笑い声。
そういえば、あたしは、
なにひとつ笑うもののない街を
ひとりっきりでも
凛々しく(笑)も、生きてきたものさ。
雄々しく(笑笑)でも、いいんだけどさ。
べつにふざけて言ってるんじゃないんだ。
人生を語ってるって、わけでもないんだ。
「それが運命、」なのなら、
でも、
やっぱり、
もう一度、
あなたの笑い声が聞きたいなぁ〜。
それがどうしてあなたなのか、
あたしには、ほんとうは、わからないけれど
それで幸せになれる気持ちの良さときたら、
もう、どうにでもして、って感じさ。
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




