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54)絶対好感度女に、ご注意を。(終わりかけのいちゃいちゃ)

こんなのが、大好きである。


もっとも、かなり欠けているところがあって、今ならもう少し違うのかな、とは思うけど。

でも、根っこでこれが大好きであることには、変わりはない。

あまり好きすぎて、この詩のタイトルを、もう一度使い直して、べつに詩集を作ってみたりもした。

また、これは、ついこの前(先月も後半だったと思う)のこと、このタイトルそのまんまのエッセイを書いて、投稿したりもしている。

それくらい、好きな詩、である。


べつに実話でもなんでもなく、ほかにも同じような詩もいくらか書いていると思うのだが、なぜか、とくべつな詩のひとつになってしまっている。


なぜか、は、わからない。




あなた、に出逢って思ったよ。

好かれることが、あたりまえなら、

生きてることって、楽しいだろうな。

みんなに、笑ってるの、あなた。


だって、

だれにも受け入れられるから。


こんな、絶対の未来がみえたら、ね、

結果がわかって馬や船や自転車にかける

ギャンブラーみたいなもんだよね。


そんな、

夢のような人生を歩んでいけたらなぁ、と、

思ったことも、ちらほら、あったの。


あなたのこと、必要以上にライバル視(?)

いや、おおそれおおくて、とても

ほんとうの意味でのライバルとは

思えるわけないんだけどね、

敢えて言葉にするなら、

そうなっちゃうんだよね、

そういう目で視てて、

自分の嫌われかたもおかしいよなって、

気づいてはいて、

ああ、そうなのか。


私、たぶん、あなたになりたくないんだ。


ほかの人は、みんなあなたに

憧れちゃってて、鼻の下伸ばして、

擦り寄ってくるでしょ?


そんな人達に囲まれてニコニコしている

あなたのこと、

バッカじゃな〜い、とか、思ってた。


そう思える私は、

あなたと対等だと、

勘違いしてた。


今は、実は、ここだけの話なんだが、

ちょっと耳かして?


ふーっ、


って冗談冗談。

(その反応、可愛いんだからッ)


あたし、あなた、好きだった。

ずーっと、ずーっと、好きだった。


ここだけの、話よ。

みんなには、内緒ね?


だって、あたりまえじゃない。

あなたは、だれにも好かれる

魔女みたい(褒め言葉だよ?)な女の人。

私だって、好いちゃうわ、

私だって、人間だもの。

クス。

うそ。鬼かもね?

ただの人では、とてもここまで、

他人のことを愛せまい。

ほかの、

あなたの周りにいる

有象無象どもには、無論ムリ。

私だけ、

私だけよ、

あなたのことを

ほんとうにわかってあげられるのは。


だから、囁くわ。

でもね、

うそ。

いっちゃうかもね。


あなたは、それをいわせちゃう人だから。


私じゃないの、

私があなたを好きだったとき、

あなたは、私を、わかってなかった。

でも、いまは?

いまは、私じゃないの。

あなた、なの。

あなたがしあわせになるために、

あなたは、

あたしを、好きっていわなきゃ、いけないの。

でもって、言葉だけじゃ、

しあわせはやって来ないから、

あなたは、ほんとうに、

あたしを好きにならなきゃ、いけない。


いけないの。


わかってる?


あたし、ね、トクベツだよね?


ふーっ、

「きゃっ」

可愛い!


ね、こんなの、

ほかのだれもやってくれないでしょ?

えっ?

もっと、いやらしくヤラレタことあるって?


どいつ?そいつ。ぶっ殺す!






お読みくださり、誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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