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勇者と魔王引きこもりシリーズ

読み切り版「勇者と魔王異世界で喧嘩をしつつ城に篭りネトゲ生活」

作者: 櫻川大縁

 

 ここは異世界、人間と魔族が互いの生存権をかけて争う世界…3年前までは。


 今この世界は3年前までの戦争が嘘の様になくなり今は人間と魔族は物凄く仲良くなった。


 この状況が生まれたのは、人間側が呼んだ勇者と、魔族側が呼んだ魔王が原因である。


 この勇者と魔王の強さは、もう簡単に言わせてもらうがはっきり言ってめちゃくちゃ強すぎた、なんせこの世界の魔法なんてまず効かない、魔法が無理なら数で攻めたが一人で10万相手してもそれを秒すらかからず、全員意識を飛ばしただけで命を取らないという芸当を見せた。


 この結果は人間側と魔族側も予想できず、最早二人の采配に従う他はなかった。


 10万人峰打ち事件から半年が経った時魔族側からの提案で勇者と魔王の一騎打ちが提案された、人間側わ勇者に確認したところ、あっさり許可をもらった。


 勇者が一騎打ちの提案を承認した事により、人間側と魔族側は初めて会談を行った。


 後にこれが世界初の人間側と魔族の長きに渡る共存の始まりだとは誰しも思わなかった。


 今回の会談の議題は勿論どこで、勇者と魔王との一騎打ちを行うかだ。


 会議は数日に渡り、最終的に両属に関係していない無人の土地にて行われる事となった。


 そして会議から数ヶ月後、その土地に勇者と魔王の両雄が姿を表した。


 勇者と魔王は数刻互いの姿を確認した後、ほぼ同時に互いに何かの呪文を唱えた。


 呪文を唱え終わった後、この世界の全ての国に突如として、勇者と、魔王の姿を映した映像が映し出された。


 映し出されたと思ったら、突然勇者と魔王の戦いが始まった。


 この世界の住人は今でも覚えている、映像に流れている勇者と魔王の本気の殴り合いを。


 その武器とか魔法を使わず映像越しに伝わる勇者と魔王の殴り合いをみた世界中の人々は、こう思った…「もう戦争はやめよう」と。


 勇者と魔王の殴り合いが始まって半日が過ぎた時、これまた急に二人は殴るのをやめた。


 その後さっきまで殴りあってたのが嘘の様に二人は握手を交わした。


 二人は映像から聞こえるぐらいの声でこう言った。


「「映像越しで見てたとうり俺たちは殴り会うだけでこの世界を壊せるぐらいの力はある、だが俺たちはそんな面倒くさい事はしない、もしまだ俺達を使って戦争を続けさせるなら…この先は言わなくてもわかるな?」」


 こうして数百年続いた戦争は、強すぎる勇者と魔王のによって終わった。


 勇者と魔王は殴り合いの後、互いが殴り合った土地を与えられ人間と魔族が争わない様にと調停の為に国を造る事を許可される。


 勇者と魔王は人材確保の為、数百年の間の戦争の影響で人間と魔族の間に産まれた種族を抱える事を宣言。


 この混血児の問題はこの異世界の問題は両種族抱えてた為、この提案は両種族受け入れた。


 次に魔王は自身の能力を使って、二人の元いた世界の日本という国のとある財閥?と交渉をし日本の技術を取り入れる代わりに財閥が運営している学園の生徒の育成とその学園の支援を快諾した。


 そして冒頭に述べたとうり戦争が終わって早三年、今現在勇者と魔王はと言うと……


「おいこのガイコツ魔王、てめえ俺が欲しかったキャラ1万円で当てただとふざけんな!俺なんて今10万使ってもまだ当たってないんだぞこの野郎」


「それは貴様が、ただ運が悪いだけの事だろう、自分の運のなさを我のせいにするのは如何なものかな?時代遅れのちょんまげ頭の勇者よ」


「てめえ喧嘩売ってんのか」


「売ってるつもりはないが、買うとゆうのならいいだろう戦ってやろう、表にでよ望み通り戦ってやるわ」


 とこのとうり、この二人事戦争が終わってからお二人の故郷の国にあるネット回線なるものを導入してから城に篭ってはネトゲざんまいの日々です。


 いや正直篭るだけならまだ何も言いません、だが今日みたいな日が起きた日にはとても面倒です、喧嘩する度に私が止めに入らねばならないのですから。


 おっと話してる隙に止めるタイミングを失いそうなので、そろそろ止めに入ってきますね。


「勇者様、魔王様また喧嘩ですか?困りますそう言うのはネットで行なってください、貴方達が現実に喧嘩するのは世界にとってよろしくないので。」


「「黙れメガネ宰相」」


「……もう一度言います、喧嘩はやめなさい。言っても辞めないならお二人が喧嘩をしている間にお二人のゲームデータを一つ残らず消去させてもらいます、勿論バックアップも含めて。」


「「私が悪かったです」」


「よろしい、ではついでに報告です、朝ごはんができているので早く下に降りて顔と歯を磨いたらリビングに行って食事をしてください。」


「「はい、了解しました」」


 とまあ今日は例外ですが、戦争が終わってからの日常とはだいたいこんな感じです。


 後申し遅れました、私この国で宰相をさせてもらってます、メガネと申します以後お見知り置きを。


 さてさて、お二人が食事を終えたら食器を洗い、この国の為に仕事をしなくては。


 それでは皆さんまた何処かで会いましょう、機会がございましたらまたお二人の話をしましょう。

皆さまお待たせしました、勝瑞です新作の読み切り版です。



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