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その距離のもと

作者: Soraきた

待ち合わせの時間はキミにとって

どんな時間なんだろう

僕にしてみたら

考えたフリをして

何度も通り過ぎていったこと


バスは予定通りの時間にやってきて

僕たちのあいだに

余裕すら与えてくれない


『もったいないよ』

キミの昨夜のこと

も一度、いや何度かあるうちの

どれかは、

めでたくキミの恋につながってゆくはず


他人事のように聞こえるかもしれない

そんなことはないよ

ちゃんとキミのこと、考えているから 

自分事のようにして

ほら、ずっと曇りがちな空の切れ間から

明るくのぞいてるモノ


キミの手を振る姿は

今までの中でいちばん、さみしく感じた

『大丈夫さ』

ココロの中でつぶやいて

そして、口に出して言ってみる

キミにはとうてい、聞こえない距離

僕の口の動きさえ、

キミには読み取れないキョリ

それでいいんだ

輝く空の下

好き、って言うよりも

勇気がいる言葉なんてないんだから





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