表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/50

The World Times:リメンバー・ヴィクトル

毎週木・金・日、15時~20時の間に投稿予定

 レフランド火山王国がルスラニア帝国に宣戦を布告し、同国領ヴィクトル島に奇襲攻撃を仕掛けた。三十年前に人類の侵攻を受け、戦場となって燃えたこの島は、こんどはドワーフたちの侵攻によって燃えようとしている。


 レフランド火山王国はもともと、他の同盟国ほど悪魔への信仰は薄く、物理的に距離が近く、より侵攻を受けやすいであろうエーベンベルク帝国などの列強から身を守るために魔王同盟に所属していた。しかし三十年前の戦争によって反エンジェリアン――天使を信仰する人間たちの呼び名――派が台頭し、クーデターによって時の皇帝を暗殺して政権につくと一気に同国の空気が変わった。正式に悪魔教が国教となり、天使教の信仰は禁止。また元来高かった技術力を惜しみなく軍事力に投入し、軍備増強、新兵器の開発などに貪欲に取り組んでいった。


 ヴィクトル島は現在、人類の大陸とベルジュ帝国を繋ぐ要所となっている。また魔族国家への攻撃の際にも重要な橋頭堡となる。人類はこの島をみすみす失ってはならない。同時にドワーフたちも、元々自分たちの領土であった同島を取り替えさんと死に物狂いで戦うだろう。最後にこの島で立っているのはどちらだろうか? それとも、どちらも倒れているのだろうか? 答えは時間が経てば出てくるだろう。


 時が来た

お読みいただきありがとうございます。


面白いと思っていただけたなら、↓の☆☆☆☆☆を★★★★★にしていただけるとありがたいです。


またブックマークも宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ