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The World Times:キルシダーがザレンベルク帝国新首相に就任

毎週木・金・日、15時~20時の間に投稿予定

 ザレンベルク帝国第153代皇帝フリードリヒ・フォン・ハイデルン王により、ゾーゼッヒ・キルシダー前財務大臣が第十三代首相に任命された。


 キルシダー新首相は政治公約に「異次元の富国強兵」を掲げ、帝国の一層の軍事力増強と、それに伴う増税を検討していることを明らかにした。またクレストリア教皇の掲げる方針に則り、他の対魔連合加盟国との連携を密に取り、魔王同盟打破を強く主張した。


 いま兵国と香国が緊張状態にあることもあり、軍事力強化については一定の支持を得ている。が、増税の部分に関して帝国世論は燃えに燃えている。というのも、税のシステムについて、よく考えてみると圧倒的に大株主や貴族、その他富裕層が優遇されているのだ。政府や帝国新聞等メディアはこのことに関してはなにも言及しておらず、他の目を引く話題を持ち出して大衆の目をそのことからそらせようと頑張っている。が、それでも一部の人たちがこのシステムに気づき、声を大にしてこの事実を訴えだした。政府やメディアは沈黙する一方だが、この事実は徐々に大衆の間に浸透し、特に労働者の間ではキルシダー首相批判で盛り上がっている。そして、ついには帝国労働者ギルド長、カール・レボルヴィッチが全国労働者ギルド大会で堂々とキルシダーの増税を激しく批判した。


 万国の労働者よ、団結せよ!

お読みいただきありがとうございます。


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