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ウルグシア門番編
俺はウルグシアの門番専属の騎士だ
最近配属されたが
上司から強い冒険者はフリーパスで通せと言われたので
そのことには気を付けている
ある日ものすごいスピードで魔力が飛んできた
目で追いきれないほどの早さだったが人間?だった
人型なのは間違いないが背中に黒い羽がついていた
かなり強い冒険者というのは確かなので通した
その日の夜に同僚に話したら
「そいつってフードかぶっていたか?」
「かぶってたな」
「ならあいつで間違いないだろう」
「知っているのか?」
「あぁ。この近くの強い魔物を短期討伐して今日のうちに帰ったやつだよ」
「そうだったのか」
強いとは思ったがそこまでとは
次からあの人には声をかけてみようと思う
━次の日
あの人が2人の嬢ちゃんを連れてやってきた
「よう!その嬢ちゃんは誰だ?」
「私の友達だよ」
声を聴いた瞬間一瞬だけ声が出なかった
女の子だった素顔を初めて見ると本当に女の子だった
こんなに小さい女の子が強い冒険者なんだよな
この世界もすごい方向に行ってるのかな?
ありがとうございました