第一話までの設定
この設定は第一話 未来の人間までの設定です。
106大隊
少数精鋭の大隊。
他の大隊とはかなり異なっており、何故こうなったのか大隊長である吉男も分からない。
練度は最高峰であり、小銃で敵の航空機や敵車両の弱点を正確に撃ち抜き、撃破している。
十数両九七式中戦車を保有しており、その中に数量九七式中戦車新砲塔型が入っている。
読みはイチマルロク。ヒトマルロクではない。
井垣 吉男
「愛する何かの為に戦った人間。自分の為に戦った人間。そのどちらが正しいのか、俺には分からない。だが、何かの為に戦った瞬間、そいつは英雄になる。どんなクソ野郎でもだ」
今作の主人公。
様々な兵器を扱える。戦車、航空機、砲まで扱える。
軍刀を使用した戦闘を得意としており、彼の間合いに入った敵は確実に死ぬと言われている。
小銃の腕も確かであり、106大隊一の腕を持っている。
狙撃の腕も良い。
かつては一式戦闘機に乗り、英雄とまで言われたエース。
モデルは作者
中村 拓夢
「運命に抗え。たとえ、可能性がゼロであっても、諦めてはならない」
106大隊副官。
状況判断力が高く、敵がどう動くか等を正確に計算する。
狙撃が得意で、遠距離戦で敵う者はいないと言われているが、常に吉男と一緒にいる為、あまりその狙撃の腕を生かせていない。
伊藤 太陽
「ミスが許される事などない。特に戦争では。だが、そのミスが自身の成長に繋がる」
吉男がかつて所属していた基地の整備士。
特にこれといった特徴のない人物であるが、一式戦闘機を初期型から後期型にする程の腕はある。
齋藤 純一
「戦争では新たな技術が生まれる。つまり、戦争がある限り人類は新たな技術を生み出せるのだ」
同じく整備士。
航空機の兵装の整備が得意。
内尾 理斗
「人間には2つのタイプがある。何かの為に戦う人間と、自分の為に戦う人間。この両者には、1つ共通点がある。それは、何かと戦っている事だ」
連合艦隊司令長官。
学生時代の吉男の親友。
山本司令長官が死亡してから連合艦隊の司令長官となった。
岡田 達夫
「速度と距離を正確に計算できれば、必然的に当たる。素人であっても」
陸軍少尉。
106大隊本部の所属であるが、基本的に吉男達とは別行動。
吉男とは入隊時からの付き合い。
対空のエキスパート。敵機のコクピットを正確に撃ち抜く程の技量があるが、対地に関しては得意ではない。
渡部 光一
「敵の弱点を分かってさえいれば、旧式でも十分だ」
同じく陸軍少尉
106大隊本部所属だが、やはり吉男達とは別行動。
同じく吉男とは入隊時からの付き合い。
対陸上車両のエキスパート。九七式自動砲を背中に背負っており、敵車両を確認した際に、確実に弱点を狙い、破壊する。戦車を相当数撃破している。因みに殆どが弾薬庫誘爆による爆破。
九七式自動砲を対空に使用する事もある。
田中 良和
「兵器が人を殺すのではない。人が兵器で人を殺すのだ。それを分かって欲しい」
未来の科学者。
科学者であるが、主に研究しているのは、兵器についてであり、兵器に使える物は全て使う為、とんでもない物が出来ることがある。
殆ど科学者ではなく、武器開発者である。
竜
ワイバーン型の竜。
強靭な鱗に覆われており、小銃では歯が立たない。
しかし、九七式自動砲等の攻撃は効果がある。
本編では出す前に殺られたが、火の玉を吐ける。
動力源は魔力。
日本列島
一応、第二主人公。
元の世界から転移した地域で形成された日本。
元の世界の日本列島とは一切関係ない。
各地にいる異世界の生物は、転移の時に何らかの誤りが生じて発生しただけなので、駆逐すればもう湧かない。
魔物の発生する原因は、魔力であり、この日本列島は魔力が1mmも自然に発生しないので、恐らく発生した原因は、転移した際に発生してしまった魔力が原因と思われる。