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飛ばされた世界で異世界旅  作者: 水無 月夜
第一章アインド吸収編
7/8

6話 ダンジョンと魔法?前編

遅れてすみませんm(_ _)m

風邪やらなんやらで執筆が進みませんでした

皆様もお体には気をつけてくださいね


では本編どうぞ!

 ダンジョンの外は、熱いくらいだったのだが。中に入ると意外と涼しかった。


 ちなみに余談なのだか今は日本で言うところの5月くらいだ。

 この世界の一年は18ヶ月で一月大体20日で赤、青、緑、白、黒、の属性を順において曜日として出来ている。

 一年と曜日、日付は一切変わらないしズレることもない。

 日本で言うところのうるう年が無いということだ。

 そして俺たちが、この世界に来たのは緑の日だったらしい


「ねぇねぇ、お兄ちゃんいつもみたいに行くの?」


 いや、うん…妹様、質問はいいんだけども、あの日以降俺の右腕にコアラの様にくっつかれている。兄冥利に尽きるけど少し歩き辛い。


「いや、少し寄り道するつもりだか?どうした?」

「お兄ちゃん、こんな面倒くさそうなこといつもなら『最短ルートで行くぞ!』って言うから今回もそんな感じなのかなって」


 そういえば、レベリングも終わって素材あつめにくときは割と最短のルートで高速周回してたな。


「今回は…っていうか俺らのレベルがいい感じに上がるまで普通に攻略するつもりだぞ」

「ふーん…了解」

「まぁそれでも2日で終わらせるつもりだから、頑張ってついてこいよ!」

「うんッ!///」




ーーーB1ーーー


 暗い…ものすごく暗い………上から垂れてる光源みたいなやつのおかげで少し明るいが………


 ダンジョンの入り口が洞窟風になってたから中身も洞窟かと思ったら意外と角角してるけど暗い


(20m先、右に野良のダンジョンゴブリンがいます)

「(おう、ありがとな)」

(いえ)

「ヒナ、20先右敵影1有り」

「了解………ってゲームじゃないんだから普通に喋ってよ」

「すまん、いつもの癖で出てしまった」


 いつもゲームのチャットの中では、必要最低限の文字だけで教えていたせいかさらっと出てしまった


クセってコワイ………


とりあえずゴブリン野良のステドン


ダンジョンゴブリン

レベル3

技…無し

{備考}棍棒を持ったゴブリン。基本は野良だが団体戦になるとめっぽう強い。


「クギャァ!!」

「まずはこれだ!『防御力低下小』『攻撃力低下小』『移動速度低下小』」

「みんな〜行くよ〜エイッ」


パシンッ

 俺がゴブリンにデバフを掛け、ヒナは従魔達(おもにスライム)に『鼓舞』を掛け、駆け出していった。


「じゃあもういっちょ『経験値上昇小』に重ね『効果上昇小』を全体に!」

「ありがと〜お兄ちゃーん」

「おう!」


▽スライムたちの攻撃、ゴブリンになるとダメージ

▽ゴブリンの攻撃、スライムたちには物理攻撃は効果が少ない様だ…

▽ヒナの攻撃、ゴブリンの急所にクリティカルヒット!

oh~痛そう

▽ゴブリンは這いつくばって悶ている

▽ミナの攻撃、ゴブリンの首に直撃

▽ゴブリンは倒れた


 ゴブリンへの最後の一撃は、首を胴体から外して見たが、切れたところから大量の血が……

なんてことは無く、そこには、ゴブリンからのドロップ品だろう少しのお金と棍棒が落ちていた。


「ダンジョンでは死体は出ないのか…

楽でいいな」

「そうだね、でもモンスターの死骸ってなんで消えたのかな?」

(それは私がお教えしましょう。)

「えっ?…どこから?」

(失礼、挨拶が遅れました。

私、マスターの能力である【知能の書】の力で作られています、アンサーと申します。

以降宜しくお願いいたします。)

「あっはい。」

(なおここでの会話は念話でも出来ます。

みなさんに話かけられるようにしております。

念話には距離がありますのでお気をつけ下さい)

「(こんな感じかな?)」

「(そうそう)」(そうです。)

(ダンジョンのシステムについでですが、まずこの中で死んだ生物はダンジョンに吸収されますなお、生物以外は宝箱として外に排出されます。次に、ダンジョンのモンスターですがモンスターは一定の場所に適当にリスポーンします。一フロアに一体のボスモンスターがいますが、ボスモンスターはボス部屋にしかリスポーンはしません。ちなみにボスは、そのフロアに出てくるモンスターのボスのようなものです。)


簡単にまとめると

 ☆ダンジョンで死ぬとダンジョンに吸収される。

 ※武器などは宝箱へ。

 ☆モンスターのリス地は決まっている。

 ☆フロアボスはそこのフロアにいるモンスターの強化された奴。

ってことだな


「(大体理解できた。)」「(わかったよ〜)」

「(念話の範囲ってどれくらいなんだ?)」

(今のところ半径30mです。

まだレベルが上がったり中継地点を作ることができれば、範囲は広がります。)

「(中継地点…電波塔みたいなやつか?)」

(その理解であってます。)


この階層じゃあレベルも上がりそうに無いな。

一気に上がるか………


「(アンサー、面白そうなものが無い限り最短ルートで上がっていくぞ、ナビ頼む。)」

(了解しました。)

「レッツゴー♪」


 ダンジョンを進み敵を倒し進み敵を倒しを続けていた。


(少し寄り道したいのですが宜しいでしょうか。)

「(何か見つけたか?)」「(どうしたの〜?)」

(はい、面白いものを見つけました)

「(じゃあ行ってみるか)」

「(Goナノ〜♪)」

(ナビします。突き当りを右に進んで左の部屋に入って下さい。)


 教えられた部屋に入ると部屋の中に看板が立っていた

 ちなみに部屋は6角柱のような部屋だった


『私は、スライムは嫌い

 でも、可愛いと思う 

 好きな物は1つある

 一升餅だ、

 嫌いな物はずんだ餅

 私は誰?  』


(次に壁の中腹辺りを調べて下さい)

「(壁?)」

(はい、壁です。)

「(壁なの?)」

(壁です。)

「(どの壁?)」

(こういう事も楽しみの一つかと)


壁をまんべんなく調べてみた、見つけた、端っこの方に出入り口から時計回りに壱〜伍までの数字順に描いてあった。


「そういうことか…」

(そういう事です)


シンキングタイム!


 まず、このたて看板が教えていることは、属性の事だろう。

 これは、餅で色を表している一升は一升餅の赤ずんだはずんだ餅の緑

ということは、この問題の私っていうのは青つーことか。

 んでここからは、推測になるんだか色と数字をつなげるものは、この文章にあると思う。


「んん〜」

「お兄ちゃん分かる?これ」

「途中までは解けてはいるのだが最後がわからん」

「んん〜」「んん〜」


5分後〜〜〜


スライムたちが遊びだした


10分後〜〜〜


 スライムたちが看板の上で串団子みたいになってジャンプしながら遊んでいる。

 楽しそうだな………


カチャンカチャン

ん?カチャン?


「ヒナ、スライムたちをちょっとどけてくれるか?」

「いいよ〜みんな〜おいで〜何かわかったの?」


看板の前に立ち徐に看板を『押した』下方向に

ガコンッ


ぎぃぃぃぃ

ガガガガガガ

ゴォォォン!


3の壁の位置にどびらが現れた


「………」「………」

(お疲れ様でした扉の前に向かって下さい。)

「問題の意味ってなんなんだよ!」

(扉を調べてみればわかりますよ)

「扉?」


扉を調べてみるとそこには

『私は何?

1:赤

2:青

3:緑

4:白

5:黒  』

なぜか凄くイライラしてきた。


「(んで答えはわかるけどどうしたらいいんだ?)」

(ノーコメントで)

「じゃあ、とりあえず一から調べなおすか…」

「頑張ろ〜♪」


ガチャ…ぎぃぃぃぃ

▽扉が開いた


「なんか………もう疲れたよパト○ッシュ」

「お兄ちゃんお疲れ様〜♪」

(お疲れ様でした)


中に入ると一着のマントと杖が飾ってあった


「マントと杖?」

(はい、そうです)

「どんなマントと杖なんだ?」

(【鑑定】をお使いになって下さい)


今やったしょうもないなぞなぞのせいで疲れてんだけどな……

まず、マントの方から!


合成マント

効果…使用者とその従者・従魔を合体・解除することができる。

   何度か付け替えることは可能。

{備考}…ぱっと見はなんの変哲もないマント

このマントを使えばどんなとこへも行けそうな気がする。


次に杖


鏡杖

効果…いろいろな攻撃を弾き返すことのできるかもしれない杖。

{備考}…持ち手の下の方に銀色の玉のついた杖

 杖からは特殊な何が出ている気がする。

 弾き返すことができる攻撃は相手攻撃力が自分の運が下回っている時に限る。


マントはヒナ、杖は俺が使う事になった


(試してみたくは無いですか?)

「試してみたいけど…」「どこで試す?場所は?」

(この階層のフロアボスです。)

「倒せるのか?」

(いつも通りの戦い方が出来ていれば)


と言う事でボス部屋に直行!

一応この階層で出てきたモンスター一覧ドン


ダンジョンゴブリン

ダンジョンゴブリン弓士

ダンジョンゴブリン剣士

ダンジョンゴブリン拳闘士

ダンジョンゴブリン槍使い

ダンジョンゴブリン魔術師

ダンジョンゴブリン聖職者


ドロップ品は、

ゴブリン弓士から弓矢、毒矢、お金


ゴブリン剣士から剣、盾、お金


ゴブリン拳闘士からは伝導書(正拳突、手刀、回し身、投げ落とし、破錠突、飛斬手)篭手


ゴブリン槍使いからは槍、頑丈な鉄くず、お金


ゴブリン魔術師からマジックロッド、魔導書

(赤魔法:ファイアーボール、ファイアーアロー

青魔法:ウォーターボール、ウォーターウォール

緑魔法:ウィンドボール、ウィンドウィング

白魔法:ライトボール、ヒール、ムーンライト

黒魔法:ダークボール、ブラックミスト)


ゴブリンクレジメンから魔導書

(白緑魔法:エリアヒール、ウィンドヒール)


倒したゴブリン合計約60体、入手金額約5,000ハルク


「んでボス部屋に到る」

「ん?どうしたの?」

「いや、思い返してただけだよ」

「ふーん、まぁいっか♪」


 ヒナの戦闘スタイルがマントを使うことで変わった。

 今まで従魔と一緒に鞭で戦っていたが、今は、角うさぎのライトと同化して主に蹴りで戦っている。

 驚いた事にマントを使っている最中は同化した従魔の特徴を受け継いでいた。

 角うさぎは角とうさ耳、羽うさぎは羽とうさ耳。

 スライムは髪と目の色がその属性の色に変わる。

 スライム娘みたいには、なりませんでした

……少しホッとした。

……………………スコシモザンネンダナンテオモッテナイヨ


「じゃあ、行くぞ」

「うん」


 流石に初めてのボス戦は緊張する。

 いやこれは初めてでなくても緊張するものなのでは?


 まあいいボス部屋はドーム型をしていて周りには、いくつかのキャンプファイヤーのような物がある。


 その部屋のど真ん中に見た感じ大きなゴブリンとその取り巻きがいる。

 んでボスの名前がゴブリンロード、取り巻きがゴブリンセンチネル


 ゴブリンの王とその番兵か、何か普通だな…ステータスが他のキャラより強いのか?まあ強くないといけないけど…

って事でステータスドン


ゴブリンロード

レベル8

技…咆哮

  ぶん殴り

  粉砕

{備考}ゴブリンの王

なんの変哲もない普通のゴブリンを大きくした感じ。

武器は大きな棍棒を持っている。

単調な攻撃しかしてこない。

初心者向けのボス。


ゴブリンセンチネル

レベル5

技…無し

{備考}ゴブリンロードの取り巻き。

武器は片手に普通の剣もう片方の手に盾を持っている。


 これなら経験値だけでも良さそうだな…よし!


「今回は、デバフ無しでやるぞ!」

「うん!わかった!」

「じゃあ、手始めに『経験値上昇小』、『効果上昇小』!」

▽ミナのバフ、味方の経験値が2倍に

▽ヒナのドロップキックゴブリンロードにダメージ

▽スライムたちの魔法攻撃センチネル達は倒れた

▽ミナのファイヤーボールゴブリンロードにダメージ

▽ゴブリンロードの粉砕誰にも当たらない

▽ヒナのラビットキックゴブリンロードの急所にクリティカルヒット

▽ゴブリンロードのぶん殴りスライムに当たったが効果はあまり無い

▽ミナのウォーターボール

▽ゴブリンロードは力尽きた


初ボス戦WIN


ドロップ品は

魔物の牙(レベル5)

大きな棍棒

普通の剣

780ハルク


 まあ、最初の階層だからこんなものか…

 ドロップ品の後ろのレベルは、武器にしたときの武器のレア度と比例するらしい。


「お兄ちゃん勝ったよ〜!」

「おうっ、そうだな!この勢いでどんどん行くぞ!」

「うん♪」



 その後B2〜B8までノンストップで突き進んで一日目が終了


 出て来たモンスターはスライムやオーガ、ゾンビまで出て来た


B2コボルト

B3スライム

B4オーガ

B5ゾンビ

B6スケルトン

B7リザードマン

B8水系甲殻類モンスター


 ドロップ品はB1と同じような感じだったがその階層に合わせた物がドロップした


 例えば地下三階のスライムからはスライムゼリーや接着剤。ゾンビは腐肉スケルトンは骨など、様々なものが落ちた。

 今のとこ一番美味しかったのは、水系甲殻類モンスターの甲羅やハサミがレベル7で大量に手に入ったことぐらいだ。


残りの7層は明日にする事にした






次回『7話 ダンジョンと魔法?後編』

次は12月22日予定です。

誤字脱字見つけ次第教えていただけるとありがたいです。


ダンジョンスキップ楽でいいですね〜

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