5話 アインド入国と出会い
投稿ペースをできるだけ落とさないようにしたいです(願望)
おもしろ目の人達と出会います!
何を買いに来たんだっけ?
最近寒いですね、体を壊さないように気をつけましょう!
「ヒナ!風が気持ちいいな!」
「うん!そうだね。でも、潮風にあたっちゃうと髪質が少し悪くなっちゃう」
こんな話をしながら向かっている場所は、『アインド』という国の中の東側にある、大きな島『青龍島』に向かっている。
この『アインド』の周りを囲む4つの大きな島があり、北を『玄武島』、東を『青龍島』、南を『朱雀島』、西を『白虎島』と言い、『アインド』の中心都市は『黄龍島』というらしい。
ちなみに、この国がワ○ピースに出でくる、ある軍の、旗のマークのような形をしている
(もう少しで『青龍島』の『青藍』に付きます、そろそろ、降りる準備をした方がよろしいかと)
「(あぁ、わかった、ありがとな)」
(いえ、どういたしまして)
もう少しで、着くって言ってるし、そろそろ陽向にも用意させておくか
「ヒナ、そろそろ着くぞ降りる準備しとけよ」
「うん、わかったよ!皆、もうスグ降りるからカバンの中に入って〜」
陽向が従魔達に集合を掛けるとスライム達は一つに合わさりうさぎたちは急いでカバンに入っていった
カーンカーンカーン
甲高い音のあとに放送が続いた
[これより、着船に入ります、お降りの方は準備の後甲板に集合して下さい]
放送が入った、俺達は降りるために、甲板に向かった。
甲板に、出てみると…透き通るようなマリンブルーの海に、高く青々とした山、赤や白、緑などの建物と···なんか少しハワイっぽい
「きれいな場所だね!お兄ちゃん!私こういうの好きかも」
「あぁ、きれいなとこだな!それじゃあ・・・まず、宿屋探すか」
「うん♪」
俺達は、そう言いつつマップを見ながらのほほんと歩いて宿屋に向かっていた
『おい、あいつら良さそうじゃねえか?』
『おう、そうだなあいつらならいい金になりそうだしな』
『じゃあ、あいつ等が潜ったら行くぞ』
『おう』
…………とまぁ、しょうもない声が聞こえてしまった。(俺たちへの危険はミニマップにて確認済み)
なのでギルドの近くにある宿屋に止まることにした・・・さぁ、釣りの時間だ!
「『宿屋・マイリ』結構大きいんだね」
「そうだなぁ、とりあえずレベル上げも兼ねて明日、モンスター退治でも行きますか!」
「うん!」
この島の中央には、その島々の名前と同じ名前の魔物が、最深部にいるとされている。
なぜ『されている』かというと全部の最深部に行ったことのある者は力を持て余しまくっていた、過去の勇者だったからだ。
まぁ、その勇者達はもう亡くなっているらしいが...
(その勇者の一人は賢者として山ごもりしています)
「(マジで!?)」
(ミニマップにて検索中...
情報の獲得に成功ステータスを表示しますか?)
「(あぁ、よろしく)」
って事でステータスドン
ハルト
レベル105
運…150
力…3,800
速…10,000
知…650
異能系…連打(levelMAX)
殴打(levelMAX)
寸止め(levelMAX)
魔法系…五属聖魔法(level9)
称号…賢者、聖拳、過去の勇者、神速
賢者…60年間一度も性行為を行わなかったものに送られる称号。ステータスが2倍になる。
聖拳…拳闘士を極めた者に送られる称号。スピードと力のステータスが3倍になる。
神速…疾風の称号を極めた者に送られる称号。速のステータスが5倍になる。
過去の勇者…他の同種族より長く生きることができる。寿命は長寿で知られている、エルフと同じくらいまでいきれるらしい。
っとナニコレコワレテンジャネーノ
レベル105って今何歳なんだよ!どこまで切り詰めてんだよ!ステータスにいろいろ詰め込みすぎだろ!
しかも、なんだよこの称号は、どれだけ速さを求めれば気が済むんだよ!
賢者ってこれDTのことだろ!よくそんなもんとったなぁ!
「(他にも突っ込みたいことは、結構あるけど進まねえや)」
(そうですね、お喜びいただけて嬉しいです。………///)
「ん?どうしたの、お兄ちゃん?何か面白いものでもあった?」
「いや、んん〜あぁ、ここの下に広がっているダンジョンのことを調べてたら、面白いものを見つけてな。ダンジョンに行く前にそっちによって行こうと思う。楽しみにしてな!」
「お兄ちゃんが面白いってって言うなら、そうなんだね♪楽しみにしてる!」
近くの道具屋に行くと中には50代前半くらいの女性がカウンターに立っていた
「今から山に登りたいのですが必要なものって何がありますか」
「そうですねぇまず…」
そうして俺達は山登りするための物資を買い漁っていたら
バンッ!
勢いよく扉が開かれた。
「(ビグッ,!あぁ、びっくりした、そんな開け方してよく壊れないな)」
(昨日言っていた輩たちですね。扉には物理攻撃無効と魔法攻撃無効がついています)
「(あぁ〜って扉強くね!?まぁ良いや絡んでくるのかな?)」
(おそらく)
俺とアンサーが会話していると陽向が小さな声で
「お兄ちゃんが昨日言ってたひとたち?」
「あぁ、そうだな。スライム達出しといてもらえるかな?」
「はーい」
そうこうしていると
おっさん達の中の一人が話しかけてきた、なんか喧嘩腰で
「オイ、兄ちゃん殺されたく無かったら荷物と嬢ちゃんおいてさっさと出ていきな」
「・・・」
テンプレっぽいのキター!喧嘩フラグ立ちましたので思いっきりボコします!
まず〈攻撃力低下中〉と〈効果アップ小〉を相手に重ねがけ、おまけで〈防御力低下中〉と〈効果アップ小〉を重ねがけ
そして、ヒナの出したスライムたちのHPドレイン+MPドレインで既に敵さんたちはボロボロに
「オイ、話聞いてんのか!クベラッ」
何ということでしょう。攻撃力が低い、私でも拳を一突きするだけで、おっさんが崩れ落ちていくではありませんか。
「は?」
他のおっさん達の思考が停止している間に仕留めておきました。
※おっさんタチハそのまま警官らしき人達に引き渡しました。○
「あんた達つよいんだねぇ」
「いいえ、私は何もしてないですよ〜♪」
「お嬢さんは、謙虚だねぇ。
それで買うものはこれでいいかい?」
「はい、お願いします!」
買った物
HP回復薬×10 1,000
MP回復薬×10 1,000
『アインド』の地図 500
調合セット 1,500
少ししっかりとした剣1,500
丈夫な鞭 1,500
革の胸当て(男用) 1,500
革の胸当て(女用) 1,500
「合計で1万ハルクですね」
「いや、1,000ハルク負けといてやるよ」
「ん?なんでですか?」
「迷惑料…かな」
「迷惑料ですか?迷惑かけたのはこっちの方では?」
「あぁ、今捕まったバカ共は、私の元パーティーで弟達なんだ。だから迷惑料さ」
「あぁ〜、なる〜」
と言うことで少し安く買えました
「この近くに、魔法を教えてくれる人か、魔法書が売ってある本屋ってありますか?」
「あるよ(イケボ)
ここを出て右に突き当たりまで行きそこから左2つ目の角を右に曲がったら本屋『御影』っていう本屋があるからそこで聞いてくれ
魔法のことはわかるけどねぇ…あまり得意としてないんだよ」
「そうですか、ありがとうございました」
「あぁ、またの御来店お待ちしてます」
「変わった人だったね♪お兄ちゃん」
「あぁ、そうだな」
道具屋のおば………ゲフンゲフンお姉さんから聞いた本屋御影に向かっている
「なんか凄い暗いね………」
「いやいや、ここで店やってて客来るのかよ……」
説明を聞いてまさか、とは思ったが…ここは路地裏のまた裏確実に人が寄り付きそうにないところにあった。
店には『本屋御影はこっち←」と書いてあった
「行くしかないよな…」
「そう…だね…」
ガチャ………ギィィィ…ガチャン!
「この扉立て付け悪いな」
「いやいやいやいや!今の反応はそれじゃないでしょ!」
店の中の机?(※ちゃぶ台の足を長くしてもっと大きくしたような物)にかけて本を読んでいた小さな女の子が、盛大なツッコミを入れてきた
「・・・」×2
「あ〜、え〜、な…何か言ってもらえないかしら?」
「小さい」「小人?」
「小さいゆうな!あと、ホビットじゃなくて私はエルフじゃ!」
って事で一応ステータスドン
ミラー・サブノーブ
職業…魔術師
人種…森人
レベル80
年齢…40全般(ということにしておく。いくつか桁が違うけど…)
運…96
力…150
速…150
知…1,000
魔法系…五属性魔法levelMAX
五属性耐性levelMAX
物理耐性levelMAX
称号…過去の勇者 聖職者 魔術の大元
過去の勇者…他の同種族より長く生きることができる。寿命は長寿で知られている、エルフと同じくらいまでいきれるらしい。
聖職者…光属性魔法を極めた者に送られる称号魔法攻撃が少し強くなる
魔術の大元…五属性魔法、五属性耐性のレベルを最大まで上げたものに送られる称号
魔力消費量が半分になる
勇者が店してました。笑
「お主らの年代までになると、わっちたちを知ってる方が少ないじゃろうなぁ。はぁ。」
「ええ、そうでしょうね。自分らみたいな【鑑定】がなければ、あなたや山の上に引き篭もっている元勇者だなんて事気づきませんからね。」
一応敬意を持って敬語で話してみた。
「ふむ、それでお主らは、何の本を求めて来たのかや?」
「魔法の本を探してます」
「魔法の本とな?お主らはどのような属性に適正があるのかや?」
そう、この世界には魔法に対する適正がある。でも適正がなくても使えないことは無いらしい。それに魔法を一旦使ってやらないと適正かどうかもわからない。
「まだ、使ったことが無いのでどれか適正なのかわからないのですよ」
「そうかい、それじゃあ〜ちとこっちに来なさいな」
そう言って店の奥に消えていったミラさんを追っていくと、そこには人ひとりがギリギリ乗れるかどうかの板があった
「ホレッ早う一人ずつこの上に乗らんか!」
「え?この板の上に?」
「そうじゃか?どうしたさっさと乗れ時間の無駄じゃ」
公正なじゃんけんで俺から乗ることになった
「よっと…んでどうしたら良いんだ?」
「自分の中にある魔力を出してやったらいいんじゃよ」
なんか簡単に言ってくれるけど魔力…魔力……魔力………なんかアニメでは…こう、なんかモヤモヤっとしたものだったよなぁ、体の中のもっと奥とか、虹色のなんかキラキラ的な………
んん〜
んんん〜〜
んんんん〜〜〜
視えた!
あった!
なんだろう……温かいけど、湯たんぽとか暖房器具に当たるような感じじゃ無くて
んん〜………なんか言い表しづらい。
ただ、今分かっていることは魔力は血液のように体を巡回している。
本題はここからでこれをどうやって出すのかだ…
「魔力を使うだけなのに、なぜそこまで悩む?」
「いやいや、使い方が解らないから悩んでるんですよ!」
?!「ハッハッハ、いやはや魔力の使い方がわからんとな。さてはおぬし異世界人じゃな」
「ええ、そうですよ」「うん、魔力の使い方がわからないとなんで異世界人なの?
異世界から来たことがたったそんだけのことでいいのかよ!?
「ハッハッハ、いやぁよく笑わせてもらった、まぁ良い使い方教えてやる。
所で妹さんかな?魔力、分かるかな?」
「いいえ、まだです…すみません」
「ええんじゃよ、魔力自体というものはまずないと思ってくれ」
「ねぇのかよ」「ないんですか!?」
「まぁ聞け、魔力というのは自分の中にあるイメージ力なことなんじゃよ」
「イメージ力ですか…」
「うむ、じゃから、そのイメージ力をその板に吐き出してやったらええんじゃよ」
「それって…元々魔力って物自体が無いってことですか?」
「無くはないが、さっき教えたイメージ力あるじゃろ、あれを吐き出してやる力を魔力という」
って事は魔力量ってあまり気にする人少ないんじゃ……
(いいえ、魔力量を気にしている人はたくさん居るそうです。
この世界ではこのような細かなのとを知っている人はハイエルフ等の長命の種族に限られます。
ですので、普通の人は魔法を使う=魔力量という式が頭の中に出来ているようです。)
「(って事はこれ他のみんなに伝えたら…)」
(大事件ですね。仲間の皆さんにだけ伝えることをおすすめします。)
「(ありがとう)」
(いえ)
「じゃあ、俺からやってみます」
「うむ、やってみるが良い」
「(吐き出すってそれもイメージっぽくないか?)」
(はい、ですから魔力の事を『無くはない』といったのでしょう)
「(了解)」
「(イメージした魔力を吐き出す…イメージした魔力を吐き出す…
ん?そもそとイメージなんだから一つ一つ光らせていけばいいのか。)」
いたるところに散らばった色とりどりの石が明々と光りだした
「おぉ〜」「凄いの〜♪」「やるのぉ♪」
石と同じ色をイメージしてそれを灯す、たったこれだけだった。
「おぬし、イメージすることに長けているのか?でないとあそこまで自由に光らせる事は出来まい。」
「まぁ、そうですね。他の人に比べるとイメージ力する力は長けていますね」
「おい、おぬしいつまでそんなかた苦しい言葉使ってるのじゃ?普段道理に話せ」
「わかった…これでいいか?」
「うむ!次はそちじゃ妹よ」
「うん、やってみるの〜」
ヒナも教えてもらったようにイメージして一つ一つに力強い光をともしていった
「おぬしら、一応全色に適正を持っているが兄の方は白と黒の属性に強い反応が出ていた。
妹の方は赤、青、緑の基本が他のものより反応が弱かったが、それも常人以上じゃな」
俺はバフとデバフを使っているから、そんな感じになることは想像できたけど、ヒナはなぜか聞いてみたら
「安易なイメージで済ませちゃったテヘッ♪」
だそうだ
ちなみにこの世界には様々な属性がある
赤系統の色は、火の魔法に加えてパワーアップ等の身体強化にも使われる。
青系統の色は、水や氷等の魔法に使われることが多いらしい。
緑系統の色は、風や回復が部類に入っている。
白系統の色は、主に聖魔法や光の属性が部類されている。
黒系統の色は、召喚や契約魔法、闇魔法が部類に入る。
他には、色どうしの合成技などでまだまだ色はたくさんあるらしい。
「おぬしらは、この次どこに向かうのじゃ?」
「元勇者のいる山だか?なんでだ?」
「やはりな、ならば先におぬしたちを会わせたいやつがおる。ついてきてはもらえぬか?」
「それは、俺達が旅をする中で会ったほうが良いやつなのか?」
「おぬしが異世界から呼ばれた勇者ならばな…」
「言っとくが俺達はこの世界に居るだろう魔王とは戦うつもりわないぞ?」
「?ではなぜこの世界に呼ばれたのじゃ?」
「俺達はこの世界がどんな状態になっていてこれで持って何故呼ばれた、いや喚び出されたのかを知っている。」
「うん、この世界がたくさん戦争をしていて、戦力が多く必要なる。
その戦力の補充の為に一応、居なくもないが触らなければ害のない魔王という存在を理由にして私達を国の戦力にしようとしている事」
「この事は、元勇者のあんた達ならわかっていることだと思っていたのだか?」
「……………」
驚いたような顔になった後
「フフフ…合格じゃ!」
「は?」「ふぇ?」
どういうことか聞いてみると、ここは過去の勇者達が創り上げた島のようで、別名勇者島とも呼ばれているらしい。
このような小さな島だが他の国に比べると勇者、もしくは勇者だった者が多く暮らしていて割とこの世界に馴染ませるように、元いた世界の物を多く生産、設計したりしている
他の国と干渉されない様に船は出しておらずこの島に行く方法は通ってきた橋のみという徹底ぶり
この世界の戦争に一切加担しないようにしているらしい
「それでじゃ、おぬしらにあって欲しいのはこの国の中央島の一番地下におる黄龍なんじゃ」
「なぜ?」
「あやつここ最近引きこもり気味での………じゃから、何人かの元勇者達で遊びに行ったら」
「「行ったら?」」
「床に書類のようなものを巻き散らかせて『また、勇者達が大量に召喚されるのだー!』と叫びおってから落ち着きが無いのじゃ」
「んで?顔を出しにいけと?」
「そういうことじゃな」
なんじゃそりゃ完全にしょうもない無駄足じゃねえか
「もちろん行ってくれるなら報酬もだそう!」
「どんな?」
「黃龍に1つづつ技を授けてもらおう!」
「ふーん」「ほぇ〜」
「一緒に来てもらえるかの?」
どんな技?スキルが貰えるか気になるところではあるが…ん〜
「どうする?ヒナ」
「お兄ちゃんに任せるよ〜」
「じゃあ行ってみるか」
「うん」
ーーーーーーーーーー
「 んで、なんで俺たちはこの青龍のダンジョンの前にいるんだ?」
「 それはな黃龍のダンジョンに 行くにはな 四聖獣全員のダンジョンを回らなければならんのじゃ」
「 そりゃまた面倒なこって」
そして俺たちは青龍のダンジョンを回ることになった。
四聖獣たちのダンジョンは1つ15層部屋数は多いところで50にもなるという。
そんなダンジョンは6時間ごとに地形が変わる訳で
「普通に行くと全部攻略するまで物凄く時間かかるのじゃが、普通に行くかの?それとも近道するかの?」
普通なら『近道する!』と言い出しそうだが俺たちの場合はマップと空間把握の魔法があるから、あまり関係なかったりするので。
「レベル上げ込で普通に行くよ」
「いいのかや?時間かかるって言っても一年単位なんじゃが…」
「あぁ、多分明日には帰ってこれると思う」
「そうか、ならば気長に待つとしようかの」
俺達は、書店で買うはずだった魔法の本を数冊買って一応2日分の食品を買ってダンジョンに向かった
「(ダンジョン楽しみだな!)」
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次回「ダンジョンと魔法?」
来週あたりに出せたらいいなぁ〜