4話 世界の攻略開始!
侵略♪侵略♪侵略♪侵略♪侵略♪侵略♪
国潰そう!Hey
国入り団結!
それから、結構歩いて近くの町『ツースト』に来た、いや明確にはツーストの町の近くにいるなぜ入らないかというと役所(門らしきもの)が閉まっているからだ
「どうしようか…」
「そうですね、これは野宿確定ですね」
「まさか閉まっているとは思わなかったからな」
兄姉組が困っていると、十六夜がとんでもないことを言い出した
「まだ、明るいからツリーハウスみたいにして寝床を作りませんか?」
「そうですね、ここで突っ立っていても埒が明かないですしいい考えです」
と言う事で、急遽ツリーハウスを作ることになった。
「まず、芯がしっかりしている巨木を探します」
「十六夜君、それは、私がやるよ!お兄ちゃん手伝って!」
「おう!任せとけ」
「では、陽向さん湊さん宜しくお願いします」
「うん!」
「じゃあ俺達は先に探しに行っておくぞ」
「はい!」
そう言うと俺達は巨木を探しに行った…
「巨木ってどれくらい大きいのがいいのかな?」
「そうだな、俺達が枝に乗っても折れ無さそうなのが良いだろうな」
「よし!じゃあみんな、私達が乗っても折れそうにない枝の大きな木を探してきて!!」
妹が従魔達にお願いをすると従魔達は急いで巨木を探しに行った
「じゃあ俺たちも探すか!」
「うん!」
俺は、スマホのマップを開いて地図を大きく表示した
(ここから北西に200m先に樹齢1,000年程の巨木があります)
「(ありがとう、アンサー)」
(いえいえ私の役目はマスターである湊様のお手伝いですから)
「(そうか)」
「じゃあ行くか!」
「うん!あっでも少し待ってブランが大きな木を見つけたみたい」
ブランが見つけた木はアンサーが教えてくれた木だった
「じゃあ行こうか」
「うん!」
「おぉ…!でかいな」
「うん!大きいね!」
そこにつくと、30mほどの巨木があった。
その木の周りにもそれより少し小さいがそれでも大きな木があった
「この木でいいかなぁ?」
「あぁ上出来だ!」
「やったぁ!」
妹は俺が褒めると顔を真っ赤にして、俺に抱きついてきた…やばい可愛すぎで手を出してしまいそうだ!
いや!駄目だ駄目だ俺達は兄妹だ!理性を保て俺!
「じゃあ十六夜君達に連絡するぞ!」
「うん!」
・・・・・・・・・・10分後
「凄い…これは大きいですね、ではこの木を主体にして、ツリーハウスを造りましょう時間も少ないですし」
そう言い出すと他のメンバー達と一緒に、十六夜が指揮を取りツリーハウスを造っていった。
「かーんせーぃ!」×14
凄く簡易的なものだが一夜を過ごすには申し分ないツリーハウスが完成した。
それから見張りを誰がするか、料理をする人、火をおこす人や水くみをする人などに役職?を与えて一夜を過ごした。
そして、朝になった
一番最初に起きたのは、朝飯を担当していた咲だった
「う〜ん、森の中は流石に寒いわね〜ふわぁ〜〜」
そんな姉の声で弟の陸が目を醒ました
「おはようございます姉さん寒いですね」
「あらあら起こしちゃったかしらおはよぅ、朝ごはん作るから他の皆を起こしてくれる?」
「はい!」
皆を起こして今日やる事を朝飯を食べながら決める事にした
「いったん昨日行った町に行ってモンスターの素材をを換金しようと思うんだがどうだろう、あと皆の呼び名をゲームのときのやつにしておいたほうがいいと思うどうだろうリーダー?」
「前者はいいとして名前はなんでた?」
「俺達みたいに名前に名字があるのは、この世界では貴族と異世界から呼ばれた勇者とされている奴らだけだからな」
「あぁ、そういうことか、それならいいと思うよ、それと、私からの提案なんだか町に行ってお金を得てから、いったんメンバー別々に旅をしようと思うんだ」
いきなり胡桃から爆弾発言が出た
「!?……なんでだ?」
「まず、あまり大所帯になって行動するとこういう世界だから目をつけられる、。おもに王様とかに」
「あぁそういうことか」
「俺も理解できた」
「ん?どういうことだ?」
その後胡桃から説明を受けたが思った通りだった
「理由は、今回私達が呼ばれた理由として国同士の戦争、その戦力補充だろ?そんな中にこんな戦闘力の塊みたいなメンバーがいつも揃って行動していたらどうなる?」
「まず戦力にしようと勧誘をかける、それがだめなら弟や妹たちの誘拐かな?」
「そうなるだろう、だから兄妹、姉弟で組んで行動したらどちらかが捕まっても相方が助けに行けばいい」
「まぁ、そうだな連絡はスマホで取れるのも確認できてるしな」
「後、このスーリアに呼ばれた理由覚えてるか?」
「確か戦う人手が少ないから、だったよな」
「えぇ、そうです、そしてその理由が王自体が理由だったりその裏で何か企んでいる奴らだったりと言っていました」
「その心は?」
「まだ、勇者だと言って煽てて戦力にしようとしょうとしている」
「あぁ…理解した、そういう被害者を出さないようにする為に王だったら更生、裏で操っている奴は御縄にすると……そんな感じか?」
「えぇ、だから、いったん別れて行動しようと思ったんだけど···どうかしら」
「いいと思うぞ?俺は」
「俺も賛成するよ」
「俺も賛成だ」
「私達も賛成だよ」
兄姉組が賛成すると
「「「僕たちは姉についていきます!」」」
「「「「私達もお兄ちゃんについていくよ!」」」」
と全員賛成だったので木を降りてツリーハウスを収納して町に向かった、門にはもう行列ができていた。
「凄い行列ですね、何か催し物でもあるんですか?」
商人がいたので話しかけてみた、
……ん?どうやって商人か見破ったかだって?〈鑑定〉でちょちょいっとやったから
ちなみに商人はこんな感じ
ニーム
職業…商人(動物系)
運…以下略
魔法系…鑑定眼
鑑定眼…商品になりそうな物の価値を知ることができる
「あぁ、売りの市っていう市場独特の祭みたいな物があるんだよ、そこに行けばこの国のありとあらゆる物が手にはいる、売る側からしたら大儲けのチャンスってわけさ!」
「へぇ、面白そうですね!後森で狩った肉と革があるんですが買い取ってもらうことは出来ますか?」
「おっ!いいぞ出してみな!」
そういわれた俺はグリズリーベアとマッシュベアを〈ストレージ〉から出した
「⁉これはグリズリーベアとマッシュベアじゃねぇか!よくこんなものが狩れたな!」
「いやぁ強かったです。割と苦戦しました」
「こんなのが狩れるとは君らすごいね!よし、これは、この、ニームが買い取ろう!」
と言いつつニームは電卓のようなものを出してボソボソと言いながら電卓のようなものを打っていたら
(今、彼の言っていることは正確です、ですので任せておいたら正当な金額が言われます。他に虎の爪と歯を出したら金額が倍になります。町に入るのに必要になります。)
「(あぁ、ありがとう)」
(あと、この世界でのお金は
銅貨1枚、1円とお考え下さい、貨幣には、銅貨大銅貨、銀貨、大銀貨、金額、王金額、があります)
「(わかった、ありがとな)」
と言うような説明をアンサーから受けていると会計が終わったらしい
「合計で2500ハルクだ、少し傷が多いから500ハルクほど値下げさせてもらった」
俺はニームから大銀貨2枚と銀貨5枚を受け取った
「有難うございます、お兄さん親切なんですね!わざわざ値下げ金額まで提示するなんて!大体の人ならぼったくろうとするのに」
「ハッハッハ商人は信用第一だからね、そこをきちんとしておかないと商売ができなくなっちまう」
「じゃあもう一つ買い取ってもらってもいいですか?」
「おっ、今度はなんだ出してみな!」
次はブラックタイガーの爪と牙を出した
「ん!?これはブラックタイガーか!?」
商売のおっちゃんが驚いて少し大きな声で喋ってしまうと周りの野次馬がよってきた
「ブラックタイガーだって!?」
「なにぃブラックタイガーだとぉ!」
「ブラックタイガーはAランクのモンスターだぞ!?」
「その牙オレに売ってくれ!」
「いやいや私に!」
「いや、俺にだ!」
などとガヤガヤしているのを聞いているとニームが聞いてきた
「これは、君たちが狩ったのかい?」
「はい、襲われていたホーリーディアーと一緒に狩りました」
「ホーリーディアー…森に住む聖獣…そうか、よぉぉぉし!これは言い値で買ってやるいくらが良い?」
「(いくらがいい?)」
(ブラックタイガーの素材は1個で、約1,500から5,000ほどだと、言われているので出し多分全部で15,000ほどかと思われます)
「(ありがとう)」
「じゃあ15,000でいいですか?」
「おう!じゃあこれ15,000ピッタリな」
俺はニームから金額一枚と大銀貨5枚を受け取った、所持金が17,500になった
「「ありがとうございました!」」
「おう!仲良く暮らせよ!」
周りのガヤが煩かったものの、どうにか抜け出してメンバーの所え戻った。
「ふぅ、凄かったね!」
「あぁ、そうだなしかし結構儲かったんじゃないか?」
「どうなのかなぁ?」
陽向とそんな話をしていると俺たちの番が来た
「次の方〜どうぞ〜」
うわぁ〜すっごく怠そう、入ってきた俺たちを見て凄く嫌そうなかおをされた
「職業カード見せて」
ぶっきらぼうにそう言われた
「すみません、どこかに落としたみたいなんですよ」
「そうかい、じゃあ中のギルドで再発行してもらいな、あと入るには一人100ハルク必要だからね」
「じゃあ、はい14人分1,400ハルク」
「確かに、じゃあどうぞ」
こうして俺達は、無事ツーストの町に入ることができた。
「じゃあ、とりあえず狩ったモンスターを買ってもらえそうなとこ…どこがあるかな?」
「ギルドってとこに行ったら買って貰えるんじゃない?」
「それもそうだな、じゃあ行くか」
「場所わかるの?」
「あぁ、なんか、いつも通りに攻撃のタイミング見てたら〈空間魔法〉を覚えてそれでもある程度なら分かるようになった」
「この便利野郎め」
「おい、笨矢そんな目で見るな、お前の場合冗談じゃないくらい怖いから」
とそんなこんなでギルドに付いたギルドに入ると受付嬢らしき人がカウンターのところで
「いらっしゃいませ〜受付のアイシャですご要件はなんでしょう?」
「職業カードの発行と狩った魔物の買い取りして貰えますか?」
「いいですよ〜買い取りは、向こうのごついおっさんと所に持っていってくださいね〜」
「おいっ!誰がごついおっさんや!誰が!俺はマルトだ!ったくだからこいつお同じ職場は嫌だったんだ…」
ごついお……マルトさんと受付嬢のアイシャさんの口論が始まってしまった
「あっ、あのーカード発行してもらっていいですか?」
「うん、いいわよ〜この紙の項目にいろいろ書いててね〜ちょっと、このごついジジイ教育してくるから」
「ハハハ」
文字自体は〈鑑定〉で読めるからそれをもとに項目を埋めていく
名前 ミナ
職業 冒険者
年齢 17
etc····
皆書き終えたので提出しに行くと無傷の受付嬢さんとボロボロのごついおっさんがいた
「えぇ…書き終わったので提出しに来たんですけど大丈夫ですか?」
「えぇ!大丈夫よ!」
大丈夫みたいなので提出した
「待ってる間暇でしょ?買い取ってほしい魔物そこの転がってるやつに頼むと買い取ってもらえるわよ〜」
「あっ…はい」
と言うことなので
「咲、回復頼めるか?」
「うふふ、いいわよ〜」
少ししたらおっさんが起きた
「いてて、ようこそギルドへ、買い取りは任せとけ」
「じゃあ、お願いしたいんですけど、どこかに広い場所ありますか?」
「あぁ!ついてきな!」
そう言って何か書いて、受付嬢さんがいた所に置き手紙をして、解体所と書いてある札がかかった所に来た
「じゃあ早速だか出してもらえるか?」
「はい、じゃあミカ達の分だけまず出しますね」
そう言ってミカ達が倒した分の魔物を出していった
「なんじゃこらぁ!?なんじゃこの量何日こもった⁉」
「えっと、まず、鑑定してもらっていいですか?」
「あ…あぁ、すまん取り乱しでしまったのどれ見てやろう………」
全員分出していったら、ごつ……マルトが、白くなってしゃがみ込んでしまった。
………もう燃え尽きたぜ………Byマルト
合計で569,800ハルクになってしまった
稼いだのは俺達だった88,500ハルクだった
次に榊たちで84,300ハルク
胡桃たちは82,500ハルク
笨矢たちは80,000ハルク
咲達は79,500ハルク
蜜柑たちは78,000ハルク
空たちは77,000ハルク
精算するまでにもうすぐ暗くなるくらいまでかかってしまった
計算を終えた俺達のところにさっきの受付嬢さんがやってきた
「皆様〜お待たせしました〜カードできましたよっ……ってぇぇぇぇ!なんですかこれぇ!」
「二人ペアで魔物を狩っていったのがこれですけど?」
「これですけど?じゃなくて何なんですかこの量は!しかも、あれはブラックタイガー、これは眠り花に幻想花、その他にもランクB以上の魔物何体狩ってくればいいんですか!こんなの前代未聞ですよ!」
「は…はぁそうですか」
「ハァ…ハァ…ハァ…まぁ、いいですよついてきてください精算とカードの発行しますので」
「あっ…はい」
そう言ってマルトの首根っこを掴んで俺達を先導してはじめの受付まで連れて行った
「後はここに自分の血を一滴垂らしてください」
「はい」
指先を少し切ってカードに血を垂らすとカードの色が白から黄色になった
「おぉ〜」×多
「後はお金ですね・・・・はいっとふぅ重たかった」
「ありがとうございます、あとこのへんで今あるお金で泊まれそうな場所ありますか?」
「ブゥーー!ゴホッゴホッ」
金銭感覚が少々おかしな胡桃がそんなことを聞くと
アイシャさんが飲んでいた飲み物を吹いて咽たどうしたのだろう
「あのねぇ、そんだけのお金があれば高級旅館に一ヶ月くらいなら過ごせるわよ」
「じゃあ、この一番近くはどこがありますか?」
俺がそんなことを聞くと
「ここの上ですね」
「は?」
「ここの上ですね」
「そっそうですか」
聞き間違いじゃなかったみたいだ
「皆、宿のことを聞くとそんな反応するのよ〜」
「はぁ…ん?じゃあ依頼とかどこ手間受けたらいいんですか?」
笨矢がそんなことを聞くと
「ギルドを主体でやってるからここで受けれるよ」
「はぁ…そうですか、じゃあ今日はここに止まりますので7部屋用意してもらえますか?」
「いいわよ〜」
って事で部屋まで来たものの、この部屋がまた広い何が広いかというと部屋だ、20畳の部屋とトイレ、という感じだ
「ひっ…広いね、この部屋」
「あ……あぁ広いな」
だがここまで広いと落ち着かない、金額は一泊500ハルクだどうなんだろう、この広さでこの金額は安いとは思うが…落ち着かない…両隣がなんか凄く煩いおもに‹あっち›方面の声が
「じゃあ、これからどうする?」
「これ飲んでいいのかな?」
「いいんじゃない?」
妹が飲んだのは、さっき受付嬢から貰った水だった、そう思っていた。
「お兄ちゃん…この部屋二人っきりだね…」
妹が顔を赤らめながらそんなことを言いつつ俺をベットに押し倒してきた
「お兄ちゃん…そろそろ…良いよね…昔から好きだったのに…いつもいつも、妹だから、家族だからってわかってるわかってるけど…」
俺はそんな妹を抱いた夜の間中ずっと………
そして、俺達の両隣の部屋も
朝になり俺は陽向より早くおきた、そして昨日、陽向が飲んだ水らしきものを調べた
媚薬・原液
{備考}媚薬の原液を透明にしてあるもの飲みやすく味がスッキリしているが効果はばつぐんだ
いやいやいやいやいやいやおい!あの受付嬢なんてもん渡してくれてんだよ!
(あの後受付嬢がにこやかな笑顔で『お幸せに』と言っておりました)
「(あのやろぉ!理解した上で渡しやがったのか!)」
(はい、妹さんも理解したしておりました)
「(えっ?)」
(妹さんは、受付嬢さんから聞いて、自分で鑑定した上で飲み湊様に襲いかかりました。
その時の妹様の気持ちはわかりかねますがご自身で確かめるほうがよろしいかと思い何も言いませんでした)
「(そうか)」
可愛い奴め、そう思いながら陽向をを抱きしめた
「スウスウzzzお兄ちゃん…大好きzzz」
「あぁ、俺も大好きだ」
「んん…お兄ちゃんおはっ……ひゃっ!!」
そう言うと布団の中に潜ってしまった………可愛い
「ほら出て来い、そろそろ出かけるぞ………俺のこと、そんなに思ってくれていたとはな、ありがとう」
「!?お兄ちゃん!!大好き!」
そう言いつつ俺に抱きついてきた少しふくよかな体が柔らかい
「うん、じゃあ出かけるぞ!そろそろ昨日言ってた時間になるしな先に降りておくぞ」
「はーい」
俺が降りて見ると咲と笨矢が居た
「あらあらおはよう」
「おはよう」
「おはようございます」
「おはよう」
「昨日はお楽しみみたいでしたね」
「それはそっちもだろ」
「聞こえていましたか」
「おいおい両隣お前たちの方からも聞こえてたからな」
「あらあら、そちらみたく情熱的にはしていなかったのですがね」
「それは残ったボトルの中身で確認できるんじゃあないか?」
「じゃあ持っているでしょうから出してみてはどうですか」
「························」
「おいおい、笨矢黙るなよ」
「そうよ弟は聞いてなかったけど私は聞こえてたわようふふ」
「すまんがやってた最中でも俺が気づけるくらいの声出させてたのは聞こえてたぞ」
「悪いか!」
「ハッハッハいやいや、盛んだなもうすぐ来ると思うぞ、まぁ、イジれる内容が出来ただけいいか」
「そうねぇ、ウフフフ」
「君たちはぁ!」
笨矢が大きな声を出していたら桜と陽向と陸が降りてきた
「姉さん達はどうしたの?大きな声出して」
「そうだよ、りょう兄」
「い、いや何でもない………すまない」
「変なお兄、まぁ、いいやそれで他の人はまだなの?」
「まだ来てないみたいだよ桜ちゃん、うふふ」
カコッカコッカコッ
1つ上の階にいた他のメンバーが来たようだ
「おっす!おはよう流石にしっかりものと朝に強いメンバーは起きるの早いな!」
「あぁお前は朝からうるさいな」
「そんな……朝っぱらから毒はくなよ………orz」
「じゃあ、俺達兄姉組で他、起こしてくるかほら行くぞ!」
「あらあら楽しそうですねうふふふ」
「そっ…そうですね」
「俺、今起きてきたばっかなんだけどぉ!」
妹達も、話したい事があるだろうからな。
「(アンサー妹たちに何がないか見ていてやってくれ)」
(承知いたしました)
これで安心して他の三人も起こせるだろう…
その頃、陽向達は…
あぁ、お兄ちゃんたち行っちゃった…ものすごく気まずいよこれ桜ちゃんには昨晩の事聞けそうだけど流石に暗未ちゃんには…
「昨日は3人ともお楽しみだったようね…」
「!?」×3
「…何を驚いてるの、私だってやってたわよ…あとね他の3人もやってたわよ、桜ちゃんまでは無かったけどね」
「なぁっ!?そんなに響いてた!?」
「ノ、ノーコメントで」
「き…聞こえなかったと思う…多分」
「き…聞こえてたの…」
桜と陸は、顔を真っ赤にして、湯気が出そうになっていたらお兄ちゃん達が降りてきた………助かったぁ…
「うゔぅ〜朝はやっぱり辛いよ〜」
空さんは思っていた以上に朝に弱かったようです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして俺達は人気の少ない少し広めの小料理屋にはいった
「では、これからどうするか、どこの国に行くか、の会技を開始したいと思います!」
「リーダー、ここでその口調は、少しまずいんじゃないか?まぁ、いいけどさ」
「いや、これで良いのですよ。それじゃあこれを見てください」
そう言って胡桃が取り出したのは地図だったそれもこの世界の
「今いるのが『ツースター』という国の『ツースト』です。
ここが他の国に比べて大きく標高の高い山々に囲まれており一部は海と繋がっています。
少しここのことを調べてみたのですが、ここは比較的戦わないように、しているそうです。」
「じゃあ、ここは胡桃達で攻略してくれ」
「なぜだ?」
「理由としては、まず・・・・・」
俺は理由を話した
理由その1、もうすでに、ここのことを調べているなら、そのまま調べた方が早いということ
理由その2、この国を中心にして、周りを潰していったほうが効率がよく、リーダーを情報の中心にしておいた方が回りやすいと思ったから
理由その3、やるならきちんと、安定させて、確実に復旧するを目標にするにはここを始めにした方が良さそうだったから
この3つだ
話は少し変わるが、この世界には5つの大国家と12の中小国家がある。
この中小国家が、国家どうしで統合して、大国家を潰そうとしている考えがあるらしい。
「では、どこの国に行くか決めようと思う」
「あぁいいぞ、さっきいった通り胡桃たちはここを、この『ダーミン』の国を榊達に…」
話し合いの結果胡桃たちを『ツースター』
榊たちを建物と住居の国『ダーミン』
笨矢達を本と魔法の国を『ヴルーム』
蜜柑達を高所で魔物と共存する国『キャストン』
咲達を聖書と回復の国『ライック』
空達を武と精神の国『ライアン』
そして俺達は…
「海と島々の国『アインド』、か…」
こうして仲間たち総勢14名7ペアの政権ひっくり返しの旅が始まるのであった…
次回「アインド入国と出会い」
誤字脱字があれば報告してくださるとありがたいです