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春の匂い

作者: 西川炎才

長かったような短かったような冬が終わり

春がもうすぐそこまで来ている。


ただ冷たく肌をえぐってくるような冬の風とは違う

冷たく感じる事もあるけれど清々しくそれでいて優しい春の風。


『桜』の匂い。『名前も知らない花』の匂い。『新入生の真新しい鞄、制服』の匂い。

春が運んでくるその匂いはどれも前を向いて希望に満ちている匂いだった。


でも、その匂いが運んでくるのは「希望」や「未来」だけではなく

『悲しみ』や『別れ』でもあった。


春は別れと出会いの季節とよく言うけれど別れの後に出会いがあるのだからよく出来ている

でも、僕には『別れ』の悲しみを『出会い』の高揚感で埋める事ができるだろうか。


日に日に増していく春の匂い。

それは希望に溢れたとても良い匂いだけれど

僕の心には『別れ』が近い事を示唆しているひどい悪臭でもあった。

こんな駄文を読んでくださって

ありがとうございました。。。

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