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淫夢厨と異世界転生  作者: 橙色蜜柑
第一章
1/2

プロローグ「もしかして異世界?」

「やりますねぇ!」

「イキスギィ!」

 こんな汚い言葉を聴き始めて早5年。俺はいつも通り我が家の警備に徹していた。世はそんな俺のことをニートだとか社会不適合者だとかいうがそんなものはどうでもいい。だが今日は家族が親戚の集まりに赴いているため家には俺一人だ。どうせなら普段できないことをやりたい思い俺は新しい元素を作ることにした。


 科学者はえぐいスピードで既存の原子をぶつけることで新しい元素を作ると言っていた。つまりコンパウンドボウの先端に原子をつけてそれを対象の原子にぶつければ家でも作れるということだ。オスミウム原子がちょうど家に2個あるので今回はこいつで精製しよう。名前はそうだな…オス同士が合体するからヤジュニウムにでもしよう。そう思い俺はオスミウム付きコンパウンドボウを目いっぱい引いた。

「あとはこいつを放つだけだ」

 

そして俺は右手をパーにしたと同時に矢が脳天を貫き自室に脳漿をブチ撒けた。


 ーーーーー


 瞳孔が光を捉えると俺はベッドの上で寝ていることに気が付いた。カメラでヤジュニウムができているか確認しようと思いベッドをでるが、そこは俺の部屋ではなかった。そこで俺は直前までの記憶を呼び起こし半分何が起きているのかを把握した。


 俺が放った矢は確かに対象のオスミウムに直撃した。だがその際核融合反応が発生して矢がこっちに戻ってきたのだ。それが俺の頭を貫いた結果死亡。


 おかしな話だ。ちょっとした暇つぶしに殺される。ド○フのコントにもこんなものがあろうか。


 そして重大なことがもう一つある。死んだはずの俺に意識がある。頭の中を嵐が渦巻いている。混乱しそうになるが、まずは周囲の状況を確認してみた。


 するとどうやらここは日本ではないらしい。というのもログハウスのような場所にいることはまだ理解できるが、外にはデッカイ蜥蜴が闊歩している。つまり’異世界’だ。俺だって多少は異世界モノを履修してきたから全く分からないなんてことは無い。


 こんな時は考えるだけ無駄だ。とにかく外に出て情報収集をしよう。まずどこに行こうか、などと頭に浮かべながら俺は扉を開くと同時にまた死亡した。


 ーーーーー


「上官!こんなところに死体が落ちています!」

「新入りぃ、お前はこの建物が何か知らないのか?ここはなぁ異世界から来た人間が最初に召喚される場所なんだ。だが所変われば品変わる。この星イケテアの外気温は零下810度だ。こいつらの星とは全く異なる環境さ。稀にイケテアに適応しているやつも送られてくるがほとんどはそうではない。物理法則すら違うこの星の環境に耐えられず即死するっつうわけだ。」

「左様でしたか。でしたらこの死体は私が規則に則り処分致します。」

「頼んだ。」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 短編小説「淫夢厨と異世界転生」~完~

元ネタ解説

・「やりますねぇ!」「イキスギィ!」

 両者ともに野獣先輩が放った淫夢語録

・「ド○フ」

 ドリフターズの略称ドリフのこと。


ちなみにもう一つ淫夢要素を巧みに隠しているのでわかったらなんかしらで伝えてください。

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