彼も彼女も着替えたら・0
「……どうです……?」
「……いや、なんか……、変な感じです……」
「……痛くはありませんか?」
「……痛くは、ないです……」
「……この辺とか……気持ち良くはありませんか?」
「……いや、なんか、すごく……、違和感と言いますか……」
「……こっちもした方がいいのかしら……」
「あっ!ああっ……!それは……!」
「わ……、なんかすごい……」
「いや……!その……!ああっ……」
「もしかして、すごく気持ちいいんですか……?」
「……あの、その、そこは……!」
「……あの、こちら、もう1本、指を増やしてもよろしい……?」
「え、ええ~……。……わ、わかりました……、どうぞ……」
「リラックスできるよう、こちらをやりながらこちらもさせていただきますわね」
「うわぁぁぁぁぁ……」
「……痛い?……」
「……いや、こっちはその、もう止めていただけると……」
「え、どうして?」
「……いや、もう、その、あの……」
「……じゃあ、ここは?」
「あっ!なんか……」
「これ?」
「ああっ……、なんか……」
「ここ?」
「あああっ……、なんか……!」
「……ここ、気持ちいいんですか?」
「ああっ……、なんだか……、なんか……!」
「わっ。すごいです一輝さん!なんだかぐにゅぐにゅしてる!」
「あああっ!なんか……なんか……!」
「わわっ!すごい!ぐいぐい引きずり込まれそう!」
「ああっ!ダメです……!それ以上は……!美奈子さん……!」
「うわあ、なんかここだけ別の生き物みたい!すっごい懐いてくる!」
「ダメっ……!ダメです美奈子さんっ……!抜いて……!もう、ヤメて……!」
「気持ちいい?一輝さん?ここ、感じますか?」
「ああっ……!ダメです……、ダメ……、もうヤメて……」
「ダメ?もうダメなの一輝さん。もうやめる?」
こくこくと何度も頷く一輝を、美奈子は多少の後ろ髪を引かれながら解放した。




